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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日曜、加古川で野たれ死んで、駅前に宿をとった。そこは商工会議所に隣接するホテルだったが、地下駐車場には宿泊者でも料金が掛かるという、何とも不思議なところだった。取って付けたように、駅前から新しい幹線道路へとお決まりのFC店やSC商業施設が立ち並んでいる。そんな中、地元の人々が愛する喫茶チェーンがあったのは救いだった。「明日香」はいい喫茶店である。

月曜、朝が早いので眠ろうと思ったら「人志松本のゆるせない話4」が夜中にやっていたので、思わず午前1時半まで観てしまう。すべらない話はさして得意ではないが、ゆるせない話なら僕だってある。もしあの場に出たらどういう話しをしようかと、幾つかをシミュレーションしていたらある事に気付く。芸人みたいに端的にまとめられない。つまり本当に許せない話を延々しているだけではダメなのだ。そんな事を考えてたら、知らぬ間に眠りに就いていた。

2時間ほど寝たら、あまりの暑さに思わず起きてしまった。全身つゆだくの汗だくである。風邪なのか?と思ったらそれは違って、ホテルの空調のせいだと分かる。エアコンディショナーをOFFにしているのに、天井吹き出し口から熱気が入ってくる。もう寝られなくなった。テレビを点け、PCを開いて色々やっていると、そろそろ米男子ゴルフツアーCA選手権のLIVEが始まると思い出し、BSに切り替える。なぜか決勝ラウンドは時間が違うのか放送していない。仕方なくチャンネルを変えると、WBC日本対キューバ戦のLIVEがやっていた。メジャーに行ってジョージ・マッケンジーに改名した(ウソ)城島がキャッチャーだった。ナンだか今回も強いようだが、最後まで観る事なく早朝チェックアウト。加西に向かった。

関西のさくらの開花予想は25日前後らしいが、僕は確かに加西で三分咲きの桜を見た。それほど兵庫県は暖かい、18度の気温であった。何とここでも、加古川でやたらと見た喫茶「明日香」を見付けた。別段価格が安い訳でもなく、内装は木部が中心で古ぼけている。椅子もビロードチックな、カラオケスナックでもできそうな仕様であり、カウンターには常連が陣取って、ボックス席も多い。それでもメニュー豊富で、純喫茶フードの充実は嬉しい。こういった店が一つではなく、郊外チェーン展開で存続している。この時勢に、嬉しかった。

昨日のブログ日記にも書いたが、ファミレスのドリンクバーを初めて「一人」で利用した。食事なしでドリンクバーのみは355円と割高らしいが、355円である。せいぜい3回お代わりに足を運ぶくらいが限界だが、安さにもほどがある。近頃はそのファミレスだって頭打ちである。以下、ある記事より。

これまでファミリーレストランがリードしてきた外食産業だが、家族客なども、より低価格の「餃子の王将」やイタリア料理レストランチェーンの「サイゼリヤ」に流れている。外食産業は狂牛病や鳥インフルエンザ、残留農薬など外的要因が業績に影響を与えることも多いが、順調に新店計画が進めば、景気低迷が進む09年に王将フードサービスが業界でひとり勝ちする可能性も出てきた。

テレ東「カンブリア宮殿」で取り上げられた事で更に加速、僕の実家がある京都山科に本社を置く「餃子の王将」は快進撃である。まだ京都に数店しかない頃から知ってる僕も年に何度か、あまりにも懐かしく入ってしまう事があるが(今や24時間営業店もあるので)、確かに「ちゃんとやっている」店ではある。国産にこだわるところも「今の世論」に合う。しかし景気低迷の煽りが、食の低価格消費へと移行するのは何とも忍びないのだ。人間力にも近い国民力、文化、その場所ならではのものが遠退いてゆくような気がして仕方がない。

愛しても、唯一そこにあった店や、○○屋さんは知らぬ間にそこからなくなる事も多くなった。国、行政、マチが残すものとは、多すぎる店ではないはずなのに。

愛されている西の喫茶店を目にして、そんな事を考えていた。


※今日のヒトコト
とは言え、王将の餃子はあれはあれで美味いのだ

※志賀氏的伝言板
20日(金)春分の日、21日(土)開いてます


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