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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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水曜日。雨も止み、寒さも和らいだ神戸であるが花粉の量は更に多いようである。ブログには先にアップしたが、兵庫大倉山に、目の前で焙煎をしてくれる珈琲店を見付けた。ジャズの流れる店内で、待ってる間にはゆっくり珈琲が飲める。多分ご夫婦でやっている。ちょっと急ぎ過ぎているとか、気分を落ち着かせようとか、そういった時にまた僕はやって来るのだろう。いい店を知った。

KOBE Collection S/S、ファッションウィークの季節がやって来たようで、有り難い事に打ち上げのご予約をまたいただいた。所謂オーセンティックなカッコイイBAR(バーテンが無口で静けさがウリ、シャンパーニュやブルゴーニュなど、一杯がいい値段のするスタイリッシュバー)では、わいわい飲(や)る宴会などまず受け付けないだろう。ところが僕の店は、ある時はスポーツチームの祝勝会(負けてもやる時もあったな)、アコースティックライブ(20人くらいでゆったり)、結婚式の二次会(三次会?)、お忍びの会(??)などそのパターンには広がりがある。アナタのアイデア次第で、貸し切りもOKの店である。それは、僕の家のような店だから、色んな表情があって僕も面白く受け入れられるのだ。

夜に二度、携帯に着信があった。見るとどちらも自宅電話からの転送である。家に電話をしてメッセージを聞いてみると、声が小さくて聞き取れないが男性の声である。しかも「トシヤさんですか?」と僕の名前のようにも聞こえる。一人暮らしの留守電に、午後9時と午前0時過ぎに入っているメッセージ。僕が店に立っている事を知らない人で、僕の自宅番号を知っている人。親戚かと思ったが、メッセージの最後は「…バイバイ」で締めくくられていたので、友人かも知れない。深刻な内容でもないだろうが、とにかく気になって、閉店後は真っ直ぐ家に向かった。

暗いリビングにメッセージランプが点る。はやる気持ちを抑えて、再生ボタンを押す。ここでも声は小さく聞き取るのがやっとである。「もしもし、とし…や…んですかぁ?ふくはありますからだいじょうぶ…いまはほてるにいまする…」

最後の「イマスル」で確信を持った。カタコトの日本語を話す外国人である。しかもそれは偶然にも僕の名前のように聞こえる、紛らわしいものだった。この声の主は着替えを持たずに神戸にやって来た。その事を知人に告げてはいたが、ちゃんとどこかで服を手に入れて今は何とか宿を取った。心配はいらないと、知人に連絡をして来た訳だ(多分)。不思議な電話だが、他人事ながら良かったと思う。

二件目のメッセージは、ただガサガサと音がする10秒くらいのものだった。これはどういう事だろう?何だか気になった。「ユースホステルにいまする(勝手にユースホステルにした)」の彼が、たまたまリダイヤルしてしまったのか?

そうか!服を着替えている音だ!


ほら、僕はちゃんと着替えを持っていまする。

今まさに着替えていまする。

するすると着替えましたでする…。



夜中に何を推理しているのだ、僕は。




※今日のヒトコト
【以前に、このパターンでメッセージを聞いたら、 ママさんバレーのお誘いと、こしひかり10kgの注文だった事がある

※志賀氏的伝言板
ホテルトラスティ旧居留地、ええやん


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