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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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建国記念の日、好天の暖かい気温であった。昼過ぎに自宅から車で5分の桃山台スタバで一服をする。先のニュースによると、700店舗閉鎖に追い込まれた本国のスターバックスも苦肉の策で、マクドナルドのようにドリンクと食事の割安セット販売を開始するらしい。そう言えば若干サンドイッチ類の単価は高い印象だが、少なくとも日本ではそれなりの勢いの出店推移をしている印象がある。記事によるとスタバは高級志向だったようだが、セット販売が日本にも上陸となるとシアトル系他店と差別化もなく、いい値段のクォーターパウンダーを近頃展開しているマクド(関東じゃマックか)と逆行する。さて、どちらが吉と出るか凶と出るのか。

その後、近くのM's Kitchenで、陶板焼きビーフシチューに初挑戦しようと意気込んでいたのだが、この日が水曜定休日だと知り(日曜だと勘違いしていた)断念。その足で、隣人佐川満男氏に聞いていた、垂水駅北側の鉄板焼きハンバーグ店を訪ねるが、「13時45分でランチはオーダーストップなんですぅ〜」と断られた。時は13時47分。ちょっとぐらいいいじゃんっと言いそうになったが、僕が逆の立場なら「もう閉店なんで…」と低い声で言うだろう。車を停めたのは駅前のジャスコ駐車場だったので、こうなりゃ食材仕入れてやると、自宅近くの御用達サティアン(SATY)から浮気して食料品売り場に向かう。大量仕入れ。

少々ランチには遅めの時間になりそのまま坂を上って帰ろうかと思ったが、思わず車を海沿いの国道に走らせる。もう腹が減って仕方がなかった。自転車で駅前に出ない限りまず立ち寄らない塩屋であるが、車が一台しか通れない入り組んだ生活道路を上がってゆく。車を停めて、こんな時に頼りになるワンダカレーの世話になる。無論、大盛り。塩屋の小さな商店街の中にあるこの店は、このマチに馴染んでいてゆったりとした時間が流れてる。塩屋時間と名付けよう。

そしてまた、駅から東にある旧グッゲンハイム邸に行きたくなった。少し曇り出したが、すぐ目の前の海とあの庭の風景を見たい。海に向かって降りる石段など絶景である。ワンダカレーのMくん(ワンダくんではない ワンダとは彼の描く犬キャラの名前)にそう言うと、「今日はコスプレイベントらしいですよ」と一瞬理解できない話しを返される。グッゲンハイム邸( >>>サイト )と言えば、建てられてから今年でちょうど100年、塩屋の風景らしいコロニアル・スタイルの洋館である。その庭や室内で、アーティストによるライブや展示会も行われていたりして、多目的に利用できる場所だとは聞いているが、「コスプレ」とは驚きである。想像したのは、ハロウィンであったり、看護婦であったり、キャビンアテンダントであったりといかがわしいものだったが、どうやら「本格的」だった。

先にブログにアップした画像に、周辺事情に詳しい方からコメントをいただいたように、個々での撮影会がブームのようである。行ってみて解ったのは、フランスなど海外でブームの日本アニメキャラを体現する(おそらく自分達で生地から制作)まさに本格的で、ガンダムだかエヴァンゲリオンだか(多分そんな系統だが詳しくない)ヤバんゲリオン的戦闘服っぽい格好もあれば、明治時代の士官みたいな軍服もいた。天使もいたし、ナンか緑や赤の髪の女子キャラもいたが、おそらく男性はいなかった。皆、グッゲンハイムをバックに写真を撮っている。その格好で話しも盛り上がっているようで、二階の窓越しに見えた紫の衣装の子が、レトロな大鏡の前で髪を気にしているのが何とも不思議な光景だった。流石明治の建物である。

このマチが好きなのは、近くに「そのまま」が多いからであろう。

京都に生まれ育った僕の肌に合っている。


※今日のヒトコト
21日のイベント(コスプレじゃない) 「しおさい in 旧グッゲンハイム邸」

※志賀氏的伝言板
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