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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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どうやら少し体調を崩したようである。予定をキャンセルし、火曜日は夕方まで眠っていた。そういう時に限って携帯には着信やメールが多いし、PCも同じく返事を急ぐべき内容のものも入っていて対応に追われてしまう。雨が降っているのは部屋の中からでも判った。ラグビーの後遺症のせいか身体がだるい。そういうネガティブな状況でも店に立つ。意外なほどに、色々と浄化される経験が身に付いている。居場所があるという事は、それだけで救いがある。

その一つに、2月から大学ラグビー部の監督に就いた男からのメールがあった。神戸の現役時代から、僕は彼の事をブサイクと呼んでいたが、ハートはブサイクではない熱い男である。現在、東高西低という図式のある大学ラグビーだが(強豪高校出身者は関東の大学に行く事が多いのだ)、関西ラグビーの復活を願って、その動向を観続けたいものである。考えてみれば僕の大学同期も母校でコーチをやってるし、社会人ラグビー監督経験者もいたりする。企業にいる仲間にしても、部長職のヤツもいる。それなりの年齢になれば、皆何がしかの責任責務が生じるものだ。

所謂出世や昇進、栄転などで職制が変更されてゆく。管理職という肩書きは、スポーツでは首脳陣とも呼ばれるものである。突然そうなって初めて自覚の出る人が多いとは思うが、日頃から肩書きなど意識しない方がいいかも知れない。その立場になる事を夢見るのではなく、その立場である事をイメージし日々奔走するのだ。

肩書きの変わる度に自覚が芽生える生活にいる人々は、僕からすれば尊敬に値する立場だ。この店を始めたのが31歳だったが、今年45歳になる今も変わらず店主である。変わらないがウリのこんな店だから、いきなり店主から支配人になったり、エグゼクティブオーナー(そんな言葉があるのか?)になったりする事はなく、いつまでも店主(どちらかと言うと、家主がしっくりくる)でいる。ナンなら店長でもいいくらいだが、従業員がいないので特に「長」を付ける必要もない。

肩書きが変わるという事もなく、自覚の継続がなかなか難しいのが一人で立つ店である。ゆえに惰性や単調な日々から助け出してくれる刺激は、お客様との出会い、その中での気付きが大半を占める。この日記が続くのもそういった理由だ。

環境の変わる事の多い世間の人々に比べ、そうして待っている事ができる分だけ僕は楽なのだと思う。「今日から君は、○○の立場だ」という辞令もない訳だし。

ともかく、新しい立場の大学ラグビー監督に、神戸からエールを送りたい。

頑張れブチャイク。


※今日のヒトコト
豆まき、恵方巻き、忘れた

※志賀氏的伝言板
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