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金曜日、久々に大阪にいた。行き交う人々の中には流行のインフルエンザ予防なのか、白いマスクをしている人が多く見られた。いい事が伝われば問題はないのだが、確かに色々危うい日本は感染列島でもある。しかしそれにしても多かった。まさか、たくさんの口裂け女(死語)じゃないわな?
なんばグランド花月(以下NGK)は千日前ミナミのど真ん中にある。金曜とは言え平日の午後、異様に多い人通りはやはり大阪であった。打合せに少し早く着いたので、NGK1階にあるグッズショップをざっと見る。新喜劇、漫才他タレントグッズに並び、関西ローカル各キー局のキャラクターグッズまで置いてある。流石だ。
よしもとのグッズ企画販売部門に出向き、幾つかの提案、プレゼンテーションをする。感触はいい。感度が高い相手で良かったと思う。そこに繋いでくれた同級のN氏(東京吉本のプロデューサー)に感謝しなければならない(ごめんね、いつも首なし男と虐めて)。そして、このオフィスの方々にも。さぁこれからだ。
その後タイミングが合ったので、NGKの劇場演目を覗く。襲撃を受けた自虐ネタの中田カウスボタンを観た後、いよいよ新喜劇が始まる。テレビ放送用のカメラが入っていない時の舞台の方が、色々あって面白い。セリフがとんだり、ハプニングが起こったり、「ギリギリ」のネタがあったり、お客さんをイジったり。この日のイレギュラーは詐欺をはたらく一味を追い出すシーンで、座長小藪クンが出て来るはずのタイミングに彼がいなかったところだった。しかしそんな場合でも、ベテランの機転で何とか事なきを得て笑いに変わる。舞台人とは凄いモノである。
終わったら楽屋まで上がってきてと、ヤクザ役緑チンピラこと中條健一氏に言われていたので、関係者ドアを押すと、知らないスタッフまでに「お疲れさまです」と声を掛けられる。昔から、なぜかこういう場所に入るとそう言われたり「おはようございます!」と業界的に挨拶される。そう言えば昔、日本テレビの警備員に「おはようございます」と言ったら「どうぞ」と中に無条件で案内された事があった。プロデューサー詐欺でもできそうな風貌であるという事なのか。
階段途中で役者の皆さんと会い、舞台中に小藪くんが我慢できずにトイレに行っていたせいでそのシーンとなった事が解った。楽屋口の待ち合いロビーでは、大相撲の横綱取り組みが始まるところで、めだかさんと中條さんと一緒に観た(ブログ画像参照)。めだかさんと言えば150cmに満たない身長である事は有名だが、出前のそばを食べる際、中條氏が座っていたテーブルではなく、何とロビーの円筒状の灰皿にお盆を置いて食べていた。舞台外でも、いいものを見せてもらった。
帰り際にチンピラ役すっちー(元漫才ビッキーズ)クンにも会って久しぶりだねと声を掛けると、「おっ、おはようございます!」と慌てて帽子とメガネを取りながら挨拶をされた。やはり僕は、そんな対象に映っているようだった。
木曜に発売された「Number」ラグビー特集に、神戸製鋼の元木由記雄と伊藤剛臣が載っていた。どちらも今年38歳のベテランではあるが、円熟味を増したプレーと経験、それを若い世代に身を以て伝えてゆく様が記されていた。その中に「強い時の神戸製鋼には『あうんの呼吸』があった そんなラグビーができてめっちゃ楽しかった あの楽しさを伝えたい」という言葉があり、そんな彼らのアドリブに他の14人が対応していた、あの常勝時代の事も書いてあった。
NGKで観た舞台も同じだった。決め事以外のアドリブを受取り、更に加速するメンバーがいるチームは、強くたくましいものだと謳っているものだった。
※今日のヒトコト
【近頃店が静かすぎるので、 カラオケ付けます ウソぷー】
※志賀氏的伝言板
【25日の日曜日 店でライブがあります 僕は場所をお貸しし、ドリンクの提供をするだけですが初めての試み、楽しみです 『神戸加納町 酒と音符と男と女』〜二胡、ジェンベ、ギターの饗宴〜 詳細お問い合わせは >>>「志賀」 まで】
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