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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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僕の場合、大抵明るくなってから眠り、予定がなければ昼に起きる。そんな時間でもベッドから出たくなくなる季節だ。会社勤めの皆様を尊敬するばかりである。

18日の日曜に、神戸製鋼Steelersとヤマハ発動機ジュビロの4位争いの試合を、神戸ホームズスタジアムに観に行く。過去、常勝連覇の神戸にしては4位争いというのは何だか寂しいが、この後に控えるプレイオフトーナメント戦出場にはそれが不可欠であるから、この勝敗如何でまた期待が持てる。リーグ戦とトーナメントとは戦い方が根本的に違う一発勝負なので、その次も更に観てみたいものだ。

それに合わせて、僕の周りだけでも12名ほどで待ち合わせて観に行く予定だ。指定席はまとまってもう数がないと聞いているので(それが、ただ招待券を配って観戦には来ない人でない事を祈るが)、バックスタンドの中央上段辺りを陣取ろうと思っている。その中には「初めまして」の方々もいて面白い。なぜなら、目的は「神戸を応援する」というものがあっても、ラグビーの理解度やファン度はまちまちで、その見方がそれぞれ違うからである。僕も彼らを無理矢理ラグビーに引き込もうとは考えないし、いずれにせよ「生で観る」という事自体に意味のあるスポーツだと思うので、とにかく共に楽しめればいい。無論、いい試合を期待して。

年末に餅つきをして思ったのは、「初めまして」の人々が大半であっても、餅をつくという行為がコミュニケーションになるという事だった。最初は「誰だ?この黒ずくめの兄ちゃんは?」と思われたはずだが、黙々と何度も餅をつく事により、老獪な手合いのオジさん達は「なかなかやるな」と称えてくれ、如何にも勉強ができて運動は苦手そうな高校生は、友人にはいないタイプだと興味深いようで近寄って来た。しかし当然、餅を素早く丸くする事に至っては女性陣が手慣れたものであり、経験のない僕は不器用な餅を連続してつくっていた。その内、段々と上手くできるようになり、そこでも認めてもらえる瞬間が訪れるようになる。やってみる、飛び込んでみる。大人になるほどに忘れかけているそんな日常が、そういったコミュニケーションの中には溢れているものだ。

そう言えば昔のカラオケは、現在のボックスのように「個」「身内」で楽しむものではなく、知らない人も一杯いる中にステージがあって、そこで歌わなければならないものだった。あれは結構勇気のいるものであったが、上手い下手よりも盛り上げるとか、懐かしく共に口ずさむとか、気恥ずかしい中にも不思議な空気があり満更嫌いでもなかった。知らない人と仲良くなったりもするが、それはまたココで会えればとさりげなく別れたりした。所謂コンパやお見合いイベントにはない、自然な姿がそこにはあった。今はスナックくらいしかない形態ではある。

現代のコミュニケーションは「同じメンバーでまた会おうね」とか「このコミュニティサークルにみんな集まれ!」といった義務のような不自然さが際立っている。頻繁に会う事が「絆」だと思い込むがあまりに、来ない人を水臭いと言ったりする。そうやって会う人々を「親友」と言うが、そんな人に限って親友が多過ぎる。

見てくれだけではなく中身をさらけ出すくらいの気概があって、初めて解り合える。人はそこに強さや弱さを見て、本来のコミュニケートが成立するのだと思う。

魅力のある人ほどに、そういったものがその幅を創る。
しかしそんな人は、そう多くはいないものである。


※今日のヒトコト
【店には「初めまして」が多い訳だが、 その空気も好きなんだな

※志賀氏的伝言板
18日の神戸製鋼最終戦、ホムスタ集合!


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