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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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夜半、冷たい雨の降った日曜日。明けて月曜の午前3時半、ラグビー神戸製鋼と三洋電機の試合を観ながら日記を書く。神戸であった試合だが、所用で行けなかった。大方の予想を覆す勢いの神戸である。これは、ひょっとすると…。


日本に於けるラグビーは、企業が保有するチームという印象が色濃い。聞けば誰もが知っている大手企業がひしめく中(トップリーグにはなぜか電化製品メーカーが多い)、その割にはスポンサードの問題か昼間のリアルタイム放送はCSやケーブルでしかなく、民放ではこういった深夜の録画中継が主である。サッカーや野球のようにゴールデンタイムとは行かずとも、昼間のリアルタイム放送も滅多にない。なぜかラグビーの日程は、サッカーと被る事も多いのも(スケジュールの組み方の問題か)結果を知らせるスポーツニュースには不運だが、それにしても日曜深夜の放送は、翌日会社の人々やましてや子供達の目には触れない寂しさがある。

アメリカンフットボールやアイスホッケーの名門が、この不況の煽りを受けて廃部になった。そのような背景は今に始まった事ではないが、企業の考え方としては「スポーツを先に切る」土壌が根付いている。欧米特にヨーロッパは、スポーツをアート、デザインと同じく『文化』として捉え、そういったものを最も重要視し「残す」という点で、日本とは明らかに違う。ひいてはそれが、国民性、民度までにも影響があるように思う。人間の幅、余裕を形成する文化的価値を擁するマチの人々。昨今の日本は、チームで言えば、ますますそんな個の力が失われつつある。


残念ながら自力に勝った三洋に、神戸製鋼は負けた。結果だけを見れば差のついたカタチには思えるが、実は終了数分までもつれ込んでいた試合だった。

しかし完成品を評価する、評論家のような一般人の多い日本である。
プロセスを見ようとしないスポーツは、文化として根付き難い。

どうやらこの話は、デザインにも似ている。
そろそろまた、海外の仕事もしたい気分だ。


※今日のヒトコト
【とは言えアメリカでも、タイガー・ウッズの個人契約やPGAツアーの冠を降りる車のメーカーもある  そこまで来ている危機に、身の引き締まる思いは続く

※志賀氏的伝言板
本日「BBC(忘年会バーテンダーズクリスマス)ナイト」開催!


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