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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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例年縮小されてるかのように思っていた忘年会シーズンだが、意外にも小単位ではあるがそういう流れでお客様がやって来る。多分、ルミナリエを避けるように。

お客様が連れて来た女子大生は、見事に僕の苦手な学生だった。「お飲物はどうしましょ?」フランクに言ったつもりだったが、カウンターにひじをついたままこちらを見ずに、隣の男性に「何でも」と答えるその姿に、往復ビンタを喰らわしそうになる。大抵この手の若者は「何でも」を出すと「あぁ、これね」と鼻で笑うか、「これ、苦手」と一口付けてそのままにする。僕の表情を察してか、男性は「僕と同じで」と言った。お前が自分の言葉で言えや!…と言わずにビンタも止めた。

僕は、他の席にドリンクを持って行ったりナンだかんだで、何度かカウンターから外に出る。都度、端っこに座っているその女性の荷物をまたいだが、その子は一向にどけようとしない。勘の悪い若者と言うか、常識人でないと言うか、そんな間にも男性に「ワタシ、成長したと思うねん」と言い切り、成長前はどんな風だったか心配になった。常に会話が紋切り型で、脈絡が全くない。デジタルで途中が聴けない最近の曲みたいで、起承転結などなく抑揚もない。多分、成長前は幼虫だな。

深夜に、三宮大学教授と関西球団トレーナーの来店。一つのテーマで話が広がり、僕も混じり夏目雅子が良かったと落ち着いた。扉をドンドン叩く音がして、ほぼ「メンチ」顔で開けると、そこには元Steelersの同い年のMと数年前に引退したTが立っていた。仕方なく入れると「ごめん、怒った?」というMのカワイイところに許すが、その後延々と、どっちが酔ってマンションのエレベーターでウン○したかという議論を繰り返していた。しかし何だか深夜にホッとした。

近頃、特に若い人は馬鹿げた同じ話を繰り返す事をしない。相手の意見を汲んでの対話とは言えず、思い付いた事だけを口にする。そこにストーリーなどない。

語り明かす人が好きだ。 いつまで同じ話しをしとんねん的人達が好きである。

それが、マンションのエレベーターでのウン○話でも。


※今日のヒトコト
若い人は特に、がむしゃらとか必死なんてものが恥ずかしいと思うのか

※志賀氏的伝言板
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