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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日曜日はいつもより遅めに店を開けた。それでも来てくれるお客様がいて、ジェームス山くんだりから出てきた甲斐があるってもんだ(死語)。深夜お客様が引けた後、少し早い閉店にして(本来日曜日は休みなのでね)僕は東に車を走らせた。心が躍るとは、こういう時の事を言うのだろう。

今日はあのカレーを食べに行くぞ!と意気込んで行けばたまたま定休日に出くわした時、「口がカレーになってたのにぃ〜」と言ったりするが、厳密に言えば『味覚の記憶、カレーのそれを思い出してたのにぃ〜』である。それはまるで、「あの人、カモシカのような足やねぇ」と言ってるのと同じで、『カモシカの足のような足』が正解なのである。足からカモシカ全身が生えてきたらエラい事だ。

何が言いたいかと言うと、日曜の店に立っている間、僕はずっと「口が豚骨」になっていた。突っ込むでない、口が豚の骨の訳がない。二週間の入院からシャバに戻ってきたマンガンズ前田氏が店に来てくれていた。無類の豚骨ラーメン好きが仇となり、少々血流が鈍くなっていたそうだ。それを豚の呪いと位置づけて、向かい酒ならず向かい豚にと、ある大好きなラーメン屋に行ってきたそうだ。

店に入る前に食事をするタイミングを失っていた僕としては、ヨダレものの話ばかりであった。他にも、宇治川の洋食屋、長田の焼肉ホルモン屋、僕も知ってる垂水の鉄板焼き屋の話まで飛び出し、ヨダレ掛けが欲しかった。じゅるっ。

そして深夜に向かった、東灘の深江にある神戸市東部中央卸売市場。兵庫の本場卸売市場のように、ハーバーランドから須磨方面の自宅へと抜ける途中にある訳でもなく、深江の海側に埋め立てられた袋小路にある。アクセスとしては湾岸線の深江浜があるが、夜となると工場地帯のそこは閑散としていて少々恐いくらいだ。ナビに案内されるまま到着した場所は暗く、深夜の路上駐車の車が多い。本当にこんな所にあるのかと見渡せば、小さな電飾サインが煌煌と導いてくれた。

その光がなければ表からはまず分かり難い、内装は見事に学生食堂風なこの店は、博多ラーメンの店「一生懸麺(いっしょうけんめん)」である。

博多豚骨ラーメン(バリカタ=超固め)と最強にんにく炒飯をオーダー。一人で切り盛りする男性が一人、黙々と調理を始める。麺の茹で時間が短いせいでほどなくテーブルへ。「食べ方」とさりげなくPOPが置いてあったが、どこかのオシャレなラーメン店とは違って、余計なものは何もない。本来ラーメンとは、そんな駄菓子屋に近いものだったと思い出させてくれる店だ。さてその味のほどはいかがなものか。 紅ショウガ、すりゴマ、高菜をトッピングに、細麺の替え玉を思わず2回。

つまり旨かった。午前4時までの店。絶対また行ってしまうのだ。


※今日のヒトコト
神戸製鋼Steelersのポスターがあった  誰か通ってるんか?】

※志賀氏的伝言板
本日はお休みです


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