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「ただ…切ない」
共に仕事をこなし、戦ってきた同志が突然いなくなったらしい。
彼女はひとしきり泣いていた。
僕は、ポケットに入っていたくしゃくしゃのハンカチを渡すしかなかった。
「いつもありがとう、志賀さん」
店の終わる深夜、彼女はココをあとにした。
誰もいなくなった店で、空になった10オンスグラスが音を立てた。
こんな夜は、氷もカランッと泣くものだ。
その女性は必ず、店の表通りに待つタクシーに乗る。
こうして、あの店のマスターは
女泣かせだという噂が広まってゆく。
※今日のヒトコト
【 「女泣かせ」はジゴロくらいに死語である 】
※志賀氏的伝言板
【 ミゾクティーン、男前でよろしくね 】
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