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少々うなされ気味に起きた月曜日。少し熱があったようだ。日曜夜、打ちっ放しに行って汗を掻いたのに、その後の寒暖差にだらだら過ごしたせいだろう。こんなことでは、伊藤剛臣にキョジャッキー(虚弱っきー)と呼ばれてしまう。
さて今日の話には意味がある。またゴルフかぁと言わずにどうぞ。
日曜のゴルフ「日本オープン選手権」で、片山晋呉が25勝目を上げて永久シード権を獲得した。この難コースにドライバーを抜いて挑んだ成果だ。あの、最終日にいつも被るNIKEテンガロンハットがナンとも不思議だが、美しいスイングは風格さえ漂っている。特筆すべきは単独2位に付けた、高校生プロ石川遼である。
予選落ちしようが、スコアが最悪であろうがいつもクローズアップされ続け、このまま潰れるんじゃないかと思っていたらこの成績である。フェアウェイの第一打の落としどころ、平坦な場所は大抵270〜300ヤードくらいとされているが、このコースはその辺りが横幅10〜18mくらいしかないので、ほとんどのプロが規定本数14本以内で、ドライバーを抜いた分ユーティリティやウェッジを追加した。
大会初日、ティーショットドライバー宣言をした石川に対し、上位ランクの日本人プロは「若いね もっと攻め方を勉強した方がいい」「無謀としか思えない」とインタビューに答えていた。しかし、最終日を石川と一緒に回った国内ツアー常連B・ジョーンズも同じくドライバーを打ち続けた。観ている側からすれば、チャレンジし続ける2人のプレーは、面白くない訳がない。(しかし、残り175ヤードを石川の8番も凄かったが、ジョーンズがPWには驚いた! 僕なら6番です (-_-;) )
世界を考えれば、距離は最大の武器である。時代と共にクラブやボールの改良もあるが、現在のPGAのトップランキングプロはほぼ300ヤード前後をキープする。難易度をアップするためそれに合わせてティーグランドを今より遠くしたとしても、新しくコースを造る以外、既存のトーナメントコースには落としどころを難しくするのに限界が来た。その距離に安定感が備われば、間違いなく強い。
そもそも、バブル期に山をわざわざ切り開き、土地造成に莫大な費用を投じた日本のゴルフ場は、欧米仕様のソレとは歴史や競技としての背景が全く違うのだ。アスリートに向けてというよりは、接待仕様なのである。だから挑戦を止め安全策を選択した接待仕様のプロよりも、石川遼が見せた無謀にも思えるそのチャレンジには羽ばたける可能性を感じるのだ。見た目もコメントもメジャー向きな彼だ。今後はぜひ、海外にも目を向けて欲しいものである。その瞬間を観てみたい。
一か八かが、紙一重で成功を生んだ。
挑戦とはそういうものである。
44歳の僕は、何かに挑戦しているのだろうか。
また、問い掛ける切っ掛けとなった。
※今日のヒトコト
【打つべきところで打った、 中日のタイロン・ウッズも凄かった 】
※志賀氏的伝言板
【 働かせてよ 】
※お知らせ
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