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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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火曜日、夜は予報通りの雨が降る。

しかし…裸で皇居のお堀を全裸で泳いだ挙げ句、石持って威嚇し続けた外国人のニュースには驚きました。外堀の石を外して落としたり、底の石を拾って投げてましたよね。あの外人はどういう罪に問われるのでしょうかね。不法チン入罪ですか。まぁ、人が巻き込まれなかった事と、お堀が意外と浅い事が判明したのは社会勉強になりました。まるで、動物園から逃げた凶暴な猿の捕獲作戦みたいでしたね。松阪が、近頃どうにもオナベに見えてしまう志賀でございます。

世間では様々なニュースが飛び込んでくる。加勢大周が大麻不法所持常用、栽培で逮捕。新加勢大周こと、坂本一生のインタビューで「知人から『捕まったの?』なんて電話で聞かれて迷惑している」と話していたのが笑えた。彼らの問題に乗っかって、たけし軍団に「汗体臭」というのがいたが、彼は知らぬ間に消えた。

71歳、緒形拳氏の訃報は残念だった。確かに前回の大河「風林火山」でも、声の張りがないのが気になっていた。あまり作品としてはクローズアップされて来ない映画「将軍家光の乱心 激突」('89)での、千葉真一との対決クライマックスシーンが印象に残る。あの頃はJAC全盛期であった。その以前、深作欣二監督作品「柳生一族の陰謀」や「魔界転生」(緒形も出演)に千葉が出る事を見ても判る。しかし「激突」で見せる緒形拳の鬼気迫る演技は、JACを上回るものだった。流石「砂の器」「鬼畜」「復讐するは我にあり」「楢山節考」の緒形拳である。

Amazonで緒形拳を検索すると200件出てくる。もちろん、同じ映画で複数のバージョンもあるし、テレビドラマだってあるだろうが、もの凄い数だ。

そんな中、1969年三船プロ製作、三船敏郎が山本勘助を演じた「風林火山」で、石原裕次郎、中村錦之助、勘九郎、志村喬、田村正和の陰に、そう言えば緒形拳が出ていたのを思い出した。滑稽な、所謂ちょい役に近かったように思う。70年代前半に必殺シリーズでブレイクするまで、彼はこうした下積みもあったわけだ。そしてその後、「砂の器」以降の名作出演に繋がっていった。

作品が残り、語り継がれてゆく。そのソクセキに羨ましくさえ思う。

怪優にも近かった役者が、晩年には優しき演技を見せた。

優れた人は、優しいとはよく言ったものである。


※今日のヒトコト
緒形直人は、「ここから」なんやろうね

※志賀氏的伝言板
そろそろ、顔見せてもええんでないかい?

※お知らせ
【志賀クリエイティブディレクション担当  旧居留地東の京町筋(ジル・スチュワートの2F)に、7月13日オープンしました! >>>『cafe CARTA(カルタ)』


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