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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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木曜日、ポートアイランドのIKEAを横目に打ちっ放し練習場を目指す。途中、逗子葉山のビーサン職人とコンセンサスを図り、練習場に着けば広告代理店男からの電話を受ける。携帯電話は欠かせない時代の利器である。ここの練習場に来ている知人も多く、施設も新しいので幅広いゴルファーの受け皿がある。週末は朝方までやってるそうで、夜の蝶も練習に励む。僕の三宮のお姉さん方に誘われたりするが、夜中はまだ一度も出向いていない。基本的に練習は、黙々と励むのがいい。

打席に入ってから、椅子に座って一件のメールを打っていると「志賀さん?」と隣の男性から声を掛けられる。声の主は空港ターミナル社長だった。1、2階のあるそれなりの広さの練習場である。偶然にしては、何とも不思議な再会であった。ちょうど帰られるところだったので、僕の300yドライブは見せられなかったが、情けないフェアウェイウッドの当たりの悪さは見られなくて済んだ。


「君、いくつになった?」

その後、店の近くのいつもの中華に行き、そこの息子に聞いてみた。店ができた頃には18歳と見えない風貌で(今でももっと歳上に思えるが)そう答えた彼だが、あれから時が経ちここは繁盛店になって、彼が表を切り盛りするまでになった。

「アトイッカゲツデハタチデス ツマリ、イマハ19.99サイデス」

ギャグのつもりらしいが、その辺の日本のオヤジよりは面白い事を言う。一人の男性客がカウンターに座った。「定食っ」吐き捨てるように言う男性に、「テイショク…ホンジツノテイショクデスカ?」と19.99歳の息子は返す。

どこのどいつが、昨日の定食など頼むのかなどと一瞬揚げ足を取りそうになったが、多分それは、「定食をください」なのか「定職に就きたい」なのか「法に抵触する」なのか、つまりはアナタチャントニホンゴシャベリナサイヨ!という彼なりの、必死で学んだ日本語へのリスペクトなのだと思った。僕が「ジントニっ」という注文に「ジントニックの事でしょうか?」と聞き返すように。

その息子は、日本語情報処理検定2級を持っている。
第二の母国語くらいに、日本の言葉を大切にする。

「タイフウガクル アメハイヤデスネェ」

支払いにキャッシャーに行ったところで、息子は店の人間らしい世間話をしてくる。「週末は結構降るらしいよ 確かに、雨はやだね ん?この飴、ナニ?」僕は、レジの横に置いてある、お客様用の飴玉を指差して聞いた。

「ソレハマズイデス コーラノアメノホウガオイシイデスネ」

そして彼は、どうだと言わんばかりに胸を張って言った。


「アッチノ『雨』ヨリ、コッチノ『飴』ノホウガスキデェス」



※今日のヒトコト川柳その7
もう少し 言葉を知ろう ニッポンジン

※志賀氏的伝言板
9/22(月)「第一回バーテンダーズ&ゴルファーズナイト」開催  翌日は祝日だ!ほとんど休みだろ!盛り上がれ!!】

※お知らせ
【志賀クリエイティブディレクション担当  旧居留地東の京町筋(ジル・スチュワートの2F)に、7月13日オープンしました! >>>『cafe CARTA(カルタ)』


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