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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日曜が休みだったとは言え、週明け午前5時半起きは少々辛い。何せまだ暗いし、腹も減らないし、たまたま点けた深夜の情熱大陸ライブで、アンジェラ・アキ(アンジーとナレーションは言っていた アンジェリーナ・ジョリーと同じだがね)の熱唱に暫し見入ってしまって結局最後まで。相変わらずナポレオン級の睡眠時間であった。ゴルフなら何でもない早起きも、神戸三宮を通り越して向かう日帰り東京は新幹線で眠りを選ぶ。車中で1時間ほど経って寝た気になると、携帯でPCメールチェエックなどに追われ、気が付けば高層ビル群に太陽が遮られる東京だった。

まだ工事中の丸の内ではあったが、確実に新しい街並を形成し、もう古いレンガ造りだけが目立っていた東京駅ではない。地下中央口を抜けて、となりのトトロ、もとい、東京メトロへ。赤坂に待ち合わせより少し早く降り立つと、宇津井健氏は神経痛みたいな、上から読んでも下から読んでも赤坂サカス(…実は回文ではない 無論、マカオのオカマとも違う)に繋がる出口から地上へ。外堀通りにある、神戸でいつも見る三井住友銀行に少し違和感を抱きながら、新券両替を済ます。赤坂Bizタワーのロビーでコンシェルジュの指示で入館証発券、タワーのオフィス塔ゲート手前を案内されて、また違う女性の拙い説明に、新しいビルのオペレーションを感じさせられる。中二階のスターバックスがあり、ここまで来てスタバでスタンバるってのもナンなので、地下のテーブル面オレンジ色が眩しいillyカフェに向かう。程なく現れた、ラグビー好きの雑誌社部長と語り合う。気が付けばもう昼前のリミットであった。いつもながらこの人との会話はあっという間に時が経つ。

再びロビーに上がれば、ビーサン職人が田舎から出て来た青年のように立ちすくみ、そのすぐ側にタワーが吐き出すランチ時の、ID翳す最先端の人波とのアシンメトリーに妙に安心をする。その波に混じりながら背の高い代理店男が「どうも!」と寄って来て、パドリングで沖に向かうべく逆行し、Bizタワーに入館証をスキャンし侵入。ハイテクビルを占拠するテロリスト制圧、ダイハード気分だった。

大手広告代理店社員食堂13階に降りると、いきなり国会議事堂が真正面に見えた。要人狙撃のため、ゴルゴ13なら間違いなくここを選ぶだろう。射程距離だし、13階だし(?)。ブログにはアップしているが、ここは社員食堂の域を超えていた。ミーティングルームやパーティースペースも備えた、広いフロアのレストラン「KIHACHI」なのである。デンマーク、ポール・ヘニングセンのランプが多数あり、ハイテックなステン、木部を使ったホテルロビーのようなインテリアで、ワンフロア下は社員専用ラウンジ&ライブラリーがある。テーブルで食事をする人々が、皆女優に見えた。あぁ、トレンディ。(死語)

なかなか美味い食事にありつきながら3人あれこれ作戦を練っていると、ん?アイツは関西支社にいたAクンじゃないか??と後ろからそろりと近付き声を掛けた。異例のスピード出世、フジテレビの担当チーム部長は振り返ると驚きの顔を見せて「しっ、志賀さんじゃないですかぁ〜!」とめっちゃ関西人のクセに業界人っぽいイントネーションで握手を求めて来た。そうこうしてると、ゴルフサントリーレディスオープンが六甲国際である度に店を覗くYクンも僕に気付き、「なっ、ナンでいるんスかぁ?」と近寄って来た。僕はいつもの関西弁丸出しのノリでしゃべりまくりまクリスティ。今日、夜は空いてないんスかぁ?えっ!日帰り?凄いですねぇ。そうやねん、オレは君らと違って昼も夜も働きまくりまクリスティやねん、と捲し立てまくりま…もうええか。そんな、近頃のドラマで使われそうな舞台で、まず使われそうにない関西人、つまり僕は席に戻ったのであった。

「志賀さん、相変わらずのテンションですねぇ」その一部始終を観ていた関東出身の代理店男は、「ここじゃぁ、それだけしゃべりまくる人はいませんよ 社内も、ホント会話が少ないし…」と、葬式に招かれたお笑い芸人のような僕を称えたのだった(?)くだらない話から本質が生まれると常日頃思っている僕だから、無駄話大好きビーサン男ともソリが合う。数字を追うだけの目は持ち合わせていない。

そして原宿に向かい、今年30周年のファッションビル、来年の案件について話す。実現はまだこれからの事だが、手応えは感じている。クリエイティブ・ディレクターとしては胸躍る話ではあるが、かなり綿密に打合せしないとビーサン職人は腱鞘炎を起こす。慎重に事を選ぶ。変わらないビーサン職人のテーマだ。

時間もない事なので、東京にいるクレバーなラグビー男を原宿に呼び付け合流。オサレェ〜なカフェに押されぇ気味になりながらも、再会を喜び、皆それぞれが自分の言葉でしゃべりまくる。ナンだ、東京の人も結構しゃべるやんと思ったが、コイツとはいつもこのテンションで話したものだ。それは場所が変わっても同じだ。

怒濤の東京。品川17時過ぎ発、予定通り神戸には20時前到着。
同じ日にあった出来事とは思えないそれぞれを胸に、夜の顔。

まだ一日は終わっていない。

夢物語のような場所を観ても、僕の現実は続く。


※今日のヒトコト
しかし福利厚生にも程があるぞ、H報堂!

※志賀氏的伝言板
火曜日の僕は、ゴルフ13

※お知らせ
【志賀クリエイティブディレクション担当  旧居留地東の京町筋(ジル・スチュワートの2F)に、7月13日オープンしました! >>>『cafe CARTA(カルタ)』


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