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水曜日。スポーツチームの男に呼び出されて向かえば、僕の創った作品をベースにキュート(死語)なキャラクターが誕生したらしい。やはり日本スポーツに於けるキャラクターというものは、子供や女性をターゲットにするモノの方がグッズも作成し易くなっているようである。キャラクター=強靭な選手達をイメージしていたが、それは老舗企業の家紋のように残される事だろう。少々寂しい話ではあるが、新しいキャラクターと共に、体制も変わったチームの飛躍を願っている。
8日月曜は日帰り東京である。まだチケットも取っていない。クライマーズ・ハイを読んでからは、Airを敬遠したい気持ちであるから陸を走る予定である。無論、飛脚ではない。個人オフィスの僕としては、大手企業の余りもん新幹線チケットをくれないかと思うが、そうは問屋は卸さない(死語)ように世間はできている。ゆえにみどりの窓口で購入、パークライドという、24時間以内に戻れば駐車場フリーのJR新神戸プランを予定している。どうせなら7日の日曜に前泊でも良かったが、日曜夜に遊んでくれるヤツの身を考えれば、朝イチ神戸を発つ事を選ぼう。午前は赤坂、午後から原宿という、昭和ムード歌謡のようなコースを辿るが、その間おそらく最低でも6人と話す。話好きの僕としては堪らない時間である。
その一人がいる、話題の赤坂サカスにあるオフィスを訪ねるが、赤坂Bizタワーオフィスフロアには入館証発券手続きをしないと入れないようである。オフィス担当からビルへ入場者情報を申請、その後こちらにビルからメールで受付番号を知らせて来る。入館の際それを入力し、入館証(QRカード)を発券する。テロ対策、アメリカの映画みたいになっている。僕が、愛のテロリストだとバレたか。
店の深夜。どこでどう間違ったのか、コーヒーミルの細挽きが更にエスプレッソなほどに細かくて、ドリップを待つ時間が長い。静かな店だったからこそできる時間ではあるが、借りた白川道のハードボイルドに没頭するほどでもあるこの時間は、店と捉えれば少々痛い。この朝方僕は、異様なほどに不安定な天候に、バルコニーに仁王立ちしていた。空を覆う厚い雲、その灰色を映し出すフラッシュめいた雷。程なく降り出した強い雨。遠足に向かう子供ならその雨を恨み、嫌な接待ゴルフなら幸運の雨だと笑う。地盤の緩んだ地域は、どうか降らないでくれと懇願し、不作の農地には恵みの雨だと歓待を受ける。そういうモノを眺めながら僕は、誰も悪い気にさせない、誰も損はしないという実現し得ないイデオロギーを呪った。
今を生きている。しかしもう少し、働かせろ。
※今日のヒトコト
【 原宿、赤坂と言えば…ロスインディオス&シルビア 】
※志賀氏的伝言板
【 21日の吉川のラウンド、それはMECHAやわ 】
※お知らせ
【志賀クリエイティブディレクション担当 旧居留地東の京町筋(ジル・スチュワートの2F)に、7月13日オープンしました! >>>『cafe CARTA(カルタ)』 】
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