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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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生田神社の夏祭りだと聞いて火曜日の夕方立ち寄ってみたら、屋台は10店舗くらいしかなくて(各1業態ずつほど)、境内ではライブがやっていた。あの震災で倒壊した本殿前で、もっと盛り上がっているかなぁと思えば、意外に静かにそれらは行われていた。一通り見て、柳原えびすの時に行列のできていたベビーカステラの店が出ていたのでそれだけ手に入れてあとにする。ただでさえ大きな祭りやイベントの少ないマチで、もっと盛大にやってもいいのになどと思いながら、東門と北野坂の抜け道を歩く。店の移り変わりの早い、ここ三宮の風景であった。

先日、おそらく日曜の朝(テレビ寺子屋だったか?)シンクロスイミング銀メダリストの武田美保さんが話していた事に興味を持った。

「近頃の子供達の運動能力データが落ちていると言われたりするが、私はそうは思わない ジュニアプレーヤーの中には、非常に高いポテンシャルを持つ子供達が、もしかすると昔より世に出てきている ほとんどの子供達はおそらく『自分を追い込む事』や『キャパシティ』を決めてしまっているのではないか そしてもう一つ、がむしゃらに一生懸命に頑張る事を、恥ずかしく思っているのではないか…」

火曜夜中に、ヴィッセルのユース(高校生)育成コーチをやってる僕の同期が、一人で店に来た。真っ黒に日焼けした185cmを越える身長の男前(優勝した横浜フリューゲルスの頃のGK)だが、44歳にもなってココまで日焼けしていると、チョイわるオヤジを目指しているか、土木作業員か、ちょっと胡散臭いおっさんか、はたまたゲイぐらいにしか思われずに困ってるそうである。こいつとはいつも、神戸というマチの事、スポーツの繁栄についての意見などに話は及ぶのだが、お互いええ歳なんやからこの季節は熱中症に気を付けないとなと言うと、そうそうそう言えば近頃の子供達の扱いは難しいねんという話になった。

「気分が悪いので休ませてください」と言われたら、指導者は聞くしかない。近頃はそれを無視すると問題になるからだ。ヤツにしても僕にしても、水を飲んではいけない、先生(クラブの顧問)の言う事は絶対という時代を体験しているので、自分達からそれを言うなんて事はとても違和感のある話なのである。確かに水分補給のない不条理な「しごき」めいた指導はいかがなものかと思うが、あの頃は親が「先生のお好きなように」と預けたもので、がむしゃらにひたむきに取り組んだその先に見える、ゴールのような達成感(それはまた続くんだけど)は、キャパシティを決めてしまっては見えて来ないものだと、大抵の親は解っていた。

頑張るという語源の一説に「我を張る」というものがあるが、そういった行為が気恥ずかしく格好が悪いという近頃の風潮なのである。情報通信で得た知識の泉に浸る事を良しとする人々の中で、経験という知恵や何度も押し寄せる達成感(それがスキルアップに繋がる)などというものは、画面上のRPGに掻き消されてしまっている。それらは、個の可能性を奪い去ってゆく。

可もなく不可もなく生きる事を断固拒んでいる。

僕は時代を逆行しながら、まだ突き進むのだ。


※今日のヒトコト
精神論は嫌いだが、没個性はもっと嫌だ

※志賀氏的伝言板
8/7(木)〜9(土)13周年ウイークにします

※お知らせ
【志賀クリエイティブディレクション担当  旧居留地東の京町筋(ジル・スチュワートの2F)に、7月13日オープンしました! >>>『cafe CARTA(カルタ)』


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