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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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月曜15時頃、突然の雷雨に驚いた。バルコニーに出ると、ハッキリと見えるのは稲妻だけで、目の前のマチも山も海も雨のスクリーンに覆われるグレー一色となっていた。ピカッと光って間髪入れずにどこかに落ちる雷が何度も見えた。やがてスクリーンの奥にいつもの風景が現れて、雷雨は東に向かったかのように思えた。須磨の山々越しに、おそらく三宮方面に落ちる雷が確認できた。土砂災害が危ぶまれる地域でなくても、こういうモノが自然の猛威なのだなと少々恐かった。16時半、雨は止んでどんよりとしている最中、またすさまじい落雷と共に小雨が降り続く。18時を過ぎると晴れたのは不思議な感じがした。夏、一日の雨としては12年ぶりの降雨量らしい。ずっと予定していたゴルフだったが、メンツ不足でキャンセル。それが結果こうなり難を逃れた訳たが、喜んでばかりはいられない。

神戸でも、悲しい河川水難事故が起きている。郊外、山奥ではなく、マチに近い場所での事だった。今年の梅雨もそうだったが、満遍なく降る雨ではなく、こうして一気に降り落ちる。異常気象だと片付けるにはあまりにも恐ろしい、これは震災と同じように、予知、予報を凌ぐ身の危険を感じるものである。非常ベルが鳴っても、テレビで避難勧告をテロップで流すだけでも、もう人は他人事だと動かない。こういった悲惨な事故が起きる度に思う。こんな時にこそ、地域にいるはずの警察や消防が、危険性のある場所を巡回し、避難を促すべきだと。

日曜日舞子にいた時、警備員とは別に警察官が何人か、砂浜を向いて集まっていた。何があったのかは解らなかったが、近頃威厳こそなくなりかけている国家権力にも、あの解り易い制服を見せるだけで「何かあったのか?」と周りは少しばかり緊張するものだ。彼らが何のために身体を鍛え、特権を持っているのかを考えてみれば、月曜の水害による悲しい事故は未然に防げたのではないかと思う。

この雨を恨む人もいれば、喜ぶ人もいる。それは自然の摂理である。だが中国のように人工的に雨雲を作り雨を降らせて、その後晴れ間を作りイベントをするという馬鹿馬鹿しいチカラ技はともかく、予報の範囲に於ける危険性を、特別な権力を持った人々(これは警察や消防だけに限った事ではない)に動いてもらいたいものである。そういった指示系統の確立こそが、国の威厳に繋がるものだとも思う。

G8会議など、国賓が来る時にやたら警察官を配備したりするのを見かけた。それだけではダメだ。自然の猛威に人間はなす術がないとは言うが、予防医学という言葉があるように、先を見越して動く「人のチカラ」をもっと信じさせて欲しい。


※今日のヒトコト
大学同期である消防員が、神戸の震災時、不眠不休活動した事は解っている

※志賀氏的伝言板
東京、9月OKです

※お知らせ
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