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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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「日替わりをくださ〜い♪」と、堀江淳のように注文する中華には、週に4回は行く。水曜日、この日記でほぼ準レギュラーでもある中国人息子は、「25ニチスギルトイソガシクナリマァス」と喜んでいた。僕や僕の店には、あまり関係のない話である。給料が出たからと行って突然飲みに来る人はほとんどいない。どちらかというと、その喧噪を避けて来る人の方が多い店だ。

組織っていいなと思う事がある。企業、スポーツチーム、ヤクザ。そこにはルールがあって、自制も犠牲も互いにある事で存続していれば、ちょっとした認知にも繋がってゆく。チームを組む事は僕にもあるが、店に立つ事や昼間の仕事をするのは基本的に一人である。極稀に、組織っていいなと思う事がある。

人間を犬や猫に例えれば、自分がどっちなのだろうと思っていた。信号のない道路を横断する際に車が向こうから来て、「危ない!」と思った瞬間待つのが犬で、行くのが猫らしい。僕は猫タイプだ。正義感と言えば聞こえはいいが、僕は元来エエカッコしいがゆえに、色々トラブルが起こる。 家族も組織だと考えれば、僕には所属組織がないせいである。守るものは自分だと言う前提で動き過ぎるのだ。

店に来たお客様がこんな事を言った。「志賀さんって、この辺のタクシー運転手から一目置かれているみたいやね ヒーローやって言ってたよ」大手通販社長はよくタクシーを利用する。それらの運転手から色々聞いたようだ。

僕は、何をしたのか?何を見られたのだろう?単純に、僕の店から出るお客様はよくタクシーに乗る。お客さんを間接的に紹介してくれる店主だという事だろうか。しかし色々考えると、幾つか思い当たるフシがある。店の前で爆竹を鳴らして遊んでいたインド人子供約6人を追いかけ回した事。店の扉を無闇に叩き中にいる元彼女を追いかけてきた男の首を掴んだまま(蹴られたので)タクシーに乗せた事。酔った勢いで店の扉を叩いた(またか)見ず知らずの男3人(聞けば、三宮の飲食店で働く男と客だった)を店の前で説教した事。同じく(またまたか)扉を叩いたふざけた風貌の男二人が「ここってバーやんなぁ」と言ったので「家です」と閉めた事。近くの中華の無銭飲食を未然に防いだ事。表通りで、タバコのポイ捨てをした男に「落とし物ですよ」といつもよりもっと低い声で持って行った事…?

多分アレだ。タクシー乗り場前の自転車を投げていた酔っぱらいを、僕は数発殴られながら警察に突き出した、あの事件。幸か不幸か、ラグビーをやっていた関係上(?)殴られてもあんまり痛くないという、マゾヒスティックバイオレンス(意味不明)な僕である。まぁ殴り方を知らないヤツで良かった訳だが、今から思えばこの時代、あんまり正義感ぶって色々関わると大変な事になりそうだ。

だからと言って大人しく日々過ごしている訳でもないが、近頃は平穏無事である。タクシーの運転手達は、確かに僕の事をジロジロ見るので何かな?って思ってたけれども、そういう事なら満更悪い気はしない。ちょっと怖がれてるのかも知れないが、それもまぁ良しとしよう。僕はこの加納町が好きだ。このマチを汚す人間や、無法者を見て見ない振りをする訳にはいかない。

いや、待てよ?前に長距離タクシーをよく利用するラビットが流した「『志賀』はSMバーだ」という噂がまだ生きているのかも知れない。どうりで…

帰る頃、タクシー運転手に「お疲れさまでした」と言われる事がある。


※今日のヒトコトセオリー
「酔ってない」と言う人は大抵酔っている

※志賀氏的伝言板
23日の日記 を見て「犬種ナニ?」とメールが来た 水曜日の店でも聞けば、僕がペットを飼おうと思っている人が多いようである 違うんです、一人暮らしに生き物を飼う勇気はありません >>> 「PLEO」プレオです   ロボットを越えた?新しい生命体〈ライフフォーム〉の事です  紛らわしくて失礼しました(^_^;)】


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