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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日本時間、火曜日の朝、タイガー・ウッズが勝った( ブログ には少しだけ画像とコメント書いた)。彼のコーチでもある数年前に亡くなった父親が、こんな事を言ったそうだ。「お前ほど精神的に強い人間に、お前は一生出会わないだろう」

親が言い聞かせて育てて来たという事ではない。父親が幼少期のタイガーにそう感じていたらしいのだ。凄いぞタイガー。でも、よく見るとカワイイ顔じゃ。

これも、先のブログには画像をアップしているが、僕の住む塩屋の駅はレトロな雰囲気を残す古い駅である。大きな電柱、無人の改札。南に出ればすぐ海で、北に向かえば、袖触れ合うも他生の縁の如くに狭い地元商店街がある。過日に逗子葉山に行った時に思ったが、どこか懐かしい街並と、観光化に色を染めないまちづくりが心地良かった。同じく塩屋のマチには子供や老人がたくさんいるのに、無人改札に最近変わってしまって、それは活性化というものから遠い。せめて一人だけでも、田舎の名物駅員さんのように配してもらいたいものである。駅長ネコでもいい。

しつこいほどに書く。木曜に最終回を迎えるCXのドラマ「ラスト・フレンズ」だが、ナンとその日まで、今までの回を一気に夕方の時間帯に再放送中である(関西だけか?)。これで見逃した前回を僕は録画して観る事ができるのだが、ナンだかメディアに踊らされているようで恐い。どうせDVDも出るのに。

かなり昔、当然ドラマは生放送だった。僕にも、そういった回の放送を何度か観た記憶がある。TBSの「寺内貫太郎一家」がそれである(全回が生ではなかった)のだが、TVカメラを考えて正面を空け家族がテーブルを囲み、食事と喧嘩のパターン化された演出をする。これまたこちらも家族が揃って観入ったものだった。つまりテレビは一家に一台で、自然に一家団欒があった。録画などない時代だから見逃すと大変な事になる。「昨日の寺内貫太郎観たか!?ヒデキ、絶対骨折っとったぞ、アレ」という学校の話題に付いて行けなくなるからだ。

至便な世の中で、確かに僕もその恩恵の中に生きている。しかしそうなるほどに、携帯電話やメールなどにより、「目の前の誰か」と時間を共有する事は少なくなっている事にも気付く。何だかんだ言っても、人がたくさんいた映画館で観た作品は記憶に残っているし、家で環境映像のように観たそれよりも、溜め込んだ録画を流して観るよりも、「誰といつどんな時に」観たのかが蘇ってきて懐かしい。

温もりや匂い、季節感までをも思い出せそうなあの頃だった。

この便利な時代に抵抗するかのように、目の前の誰かと接するという日々違う時間を求めて、僕は店に立ち続けているのだと思う。


※今日のヒトコト
【と言っても、「ラスト・フレンズ」は、誰かと観るにはあまりにえげつない内容でもあるので、やはり至便の利器に頼って録画する事にする 決して、 ドラマの話題に遅れたくない訳ではないぞなもし

※志賀氏的伝言板
ラビット 六国、7月9日らしいぞ!


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