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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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親知らずをこれまで3回抜いた、どれだけ親知らずな息子だ志賀でございます。残る1本の調子が悪く金曜も医院に通ったが、三宮大学教授の計らいでナンとか親知らずは一命を取り留めたのだった。そんな事で思い出すのもナンだが、日曜の休みを利用して京都にいる親に会いに行く事にした。母方の墓参りである。そう考えると、3月27日から切っていない髪をサッパリしたくなった。

いつもの元町の店に電話をすると、留守電メッセージになっている。ん?と聞くと、何やら新店オープンとやらで、そちらで対応しますとの事。このご時世に、勢いのある店は大したものである。僕もこれまでの切られ甲斐があったというものだ。幾つかの用事を済ませてその店に向かうと、なかなか感じのいい内装になっていて、中も広くなっている。新しいメンバーも増えた様である。ラスト・フレンズの長澤まさみの様な子はいなかったが、美容室も活気があった方がいい。

「メールマガジン見て来てくれたんですか?」担当のスタイリストに言われたが、そう言えばインターネット拒否設定をしている事を思い出し、いえ突然に髪を切りたくなったので電話をしたら新店オープンだって知った訳です、へぇー、オープンが今週月曜からで、日曜まで20%OFFなんですかぁ、いえいえだから来た訳じゃないのですよ、そういうセコいタイミングにはお忙しいでしょうからわざわざ来ませんよ、ええホントですよと言うほどにセコいので止めた。ラッキーである。神戸クアハウスの回数券を持っていたのにそれを直前になくした事に気付き、行けばたまたまその日がサービスデーだったあの日を思い出していた。

「では、お背中流します」とは言われずに、髪を洗ってもらいに先発ブルペンならず洗髪ブースへ。見慣れない新人女性である。仰向けで亡骸の様にガーゼ状の布を顔に乗せられる。洗髪中に思わずクシャミが出そうになったので、左手で布をめくり、「ハクション!」と大魔王を呼んだ。新人女性はビックリしていたが、もし僕がこうしてクシャミをせずにそのままガーゼを吹き飛ばしていたら、いきなりこの新人さんとコンニチハ、今日はお日柄もいいですねと寝たままの状態で挨拶しなければならない。それは、鍵を掛けずにトイレにしゃがみ込んでいた人が、開けられた時のバツの悪さに似て、何だかハズい。もとい、恥ずかしい。キモいウザいの様に、ちょっと省略系若者チック(死語)であり、気色悪くうざったい。

昨今の若者は、歩き方や姿勢が時代と逆行、つまり退化している様に思う。このシャンプー娘もそうだった。背中が丸く、O脚を通り越してガニ股で歩く。確かに最近は男でも異様に「ケツ」が小さくて、後ろからナンパ声を掛けそうになるし、節々が弱いのか、転んで簡単に骨を折ったりする。関節がアッチの方に曲がったりして、上海雑技団の様でもあるが、違いはすぐに怪我をするところである。足を膝から上げる力もなく摺り足で、どこまでがローライズなのだそのパンツは、と言うかパンツとパンツはどっちがパンツなのだと言わんばかりにずれ落ちている。ローライズのパンツが多いからと、下着のパンツもローライズのはずが、サンライズの様に顔を出す。ちなみにこの場合のサンライズは、あのメロンパンみたいな甘いパンの事ではない。ともかく彼らは新人類と言うべきか、類人猿と言うべきか。

彼ら若者は、北京原人なのだ。

これから彼らを赤ズキンならず、若ペキンちゃんと呼ぶ事にした。


※今日のヒトコト
ちなみに、オリンピックは関係ない

※志賀氏的伝言板
本日と25日は神戸&毎日新聞朝刊(関西版)で志賀探し!


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