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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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ヘッドホンのLとRを逆にすると何が違うのか、でもそれを実行するのをためらっている、ちょっぴり(死語)臆病者志賀でございます。

たばこのための成人識別カード「taspo(タスポ)」が2008年から導入され始めている。既にパイロットエリアとして、鹿児島と宮崎県が3月から、第1次エリアは九州他県、中四国、北海道、東北で5月、そして第2次近畿、北陸、東海は、いよいよ6月からである。ちなみに7月で関東圏、なぜか沖縄が最後で全国導入となる訳だが、この一気に広げようとするJTの背景には、国への大義名分と社運をかけた販売促進活動の目論見が見え隠れする。

僕は煙草は吸わない(シガーは燻らせる 志賀だけに)。たばこは店には置いていないので、お客様に頼まれた分を購入する場合には、自動販売機では今後必要になるので仕方がない。ただしそれは自動販売機に対してのカードであり、タバコ店やコンビニ、つまり対面チャネルでの提示は必要がないという。僕の場合一番近くあるのは自販機なので、写真や本人確認書類の添付という少々面倒ではあるが、パスポートや免許証以来の写真付きカードの申し込みをした。

そもそもこのカードの導入は、未成年喫煙の抑止が大きな目的とされている。ある雑誌にこう書いてあった。「成人を認証する仕組みはこれまで存在しなかった 競馬や競輪などの公営競技、飲酒、レンタルビデオや年齢制限のある映画鑑賞など、未成年者に利用を禁じたり、制限したりしているサービスは多いが、学生証などの『未成年であることを示す』証明書は多くても、『成人である』ということを示す証明書はなかったのである」

確かにその通りではあるが、現在たばこの自動販売機は、夜間(23時〜翌5時)販売停止をしていて、誰にも購入できない様になっている背景上、未成年は対面チャネルに向かう事になっている。しかも前述の様に、24時間オープンしているコンビニでは提示を求められないのならば、あまり意味がない。

では、なぜこの様なIC認証カード導入に踏み切ったのか。たばこを販売する側としては、自動販売機を24時間稼働を狙いたいのだろう。カード導入により、自販機に関しては24時間いつでも販売が可能になり、世界的に煽りを受けている喫煙問題に自粛を続ける事から開放されるという、JTの思惑もあるのだ。

煙草を吸う行為は嫌いではない。アナタが吸うと損をしているんじゃないか?と思う様なタイプの人もいたりするが、一番の問題は一部のモラルを無視した迷惑行為である。どうやらそれは若年層ばかりがクローズアップされていたりするが、「いい大人」のポイ捨てや車の窓から手を出して吸う姿は案外、年配者にも多い。そういった意味ではカードを作るという面倒な行為、身分を証明する本人確認書類の提出、ひいてはその「申込人氏名」「生年月日」「申込人住所」との相違に対する公共料金領収証提出などのハードル(とはいえないほどのものだが)を設ける事による、モラルを持たない迷惑モノの排除までもその目論見の一つになる。

実はカードの写真は現状その意味はなく、貸与、譲渡は禁止と書かれていても、それを持てば自販機で誰もが購入はできる。そうなると、自販機の写真本人認証導入など、また膨大な開発費と導入費が掛かるが、中国餃子問題でバッシングを受けたJTフーズもあり、向かい風は未だ大きい。


※今日のヒトコト
【しかしながら思うのは、打ちっ放しカードだけでも5枚は持つ僕の財布は、 もうパンパンである  ぜひ、薄いのをお願いしたい】

※志賀氏的伝言板
来週、僕の関係する「G8環境大臣会合」関連イベントが4箇所あり


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