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快晴の月曜、午前から動き出す。大阪には昼に着き、葉山のビーサン男と梅田のヨドバシカメラで合流し、一路、本町を目指す。御堂筋と中央と堺筋線とのアクセスを、グルグルと目的の場所を行く姿は、俯瞰から見れば蟻の巣の様である。つまり人間はカシアス・クレイことモハメド・アリである…解る人だけ解ればいい。続ける。大阪で働く、アルビレックス男と会わせる。またそうやって膨らみ広がってゆく。神戸に戻り、ビーサン男と老舗子供服メーカーの方々とをコーディネート。「今何とかしよう」ではなく「いつか何かをやりましょう」というスタンスのコンセンサスが取れた。タイミングに、焦っていい事は何もない。
所謂就活、就職活動は規制緩和の末に3年時から行われるの近頃だが、玉撞き屋で会った学生は、もう数社の内定が貰えたそうだ。言われた事はできるけど提案が苦手だという彼だが、言われた事すらできない人が多い中で、まぁそれは能力なんじゃないかと話していた。彼はやたらと僕に色々聞いて来る。なぜ今の仕事を選んだか、そのためにはどんな努力をしたのか。まるで採用担当の質問攻めにあっている様だが、それなりの答えを持っていない43歳も困ったものなので、一通り答えてみる。僕は色々と就職活動をした類いではないから、内定が数社という感覚がよく解らない。それは、どの段階で「御社に就職する事にします」と伝えるのかという部分だが、逆の立場で、内定したのに断られる企業もあるというのも困ったものである。この売り手市場に、贅沢な話だと思う。
その彼が「志賀さんは、持ち家ですか？」と聞いてきた。彼は、「いつか家を持ちたい ペイメント、報酬だけで判断したくはないが、そのためには安定した企業に就職すべきですよね？」とまた聞いてくる。不思議だ。社会に出る前なのに、生活設計にもう余念がない。「やってみないと、働いてみないと解らんでしょ」僕は返すが、思い描くヴィジョンがあまりに具体的過ぎて、近頃の学生はよくできるのか、それとも未知なるものに挑戦を好まないのか解らなくなった。
新聞に掲載される、環境大臣会合関連の原稿が校正段階に入った。国や首脳に少々物申す的な文面もあり、どこまでが採用されるのか不安はあるが、できる事なら僕の言葉をそのまま伝えて欲しいものである。その関連で、22日に「子供環境サミット in KOBE」が新しく新神戸近くにできた芸術センターにて行われる。東京の妹がその開会式ゲストだと知り、行く予定にしている。新神戸になぜそんなホールができたのだと思っていたが、なるほど忙しい著名人にはアクセスがいい。そう考えれば、神戸空港のすぐ横にも、アーティストを呼べる受け皿のあるコンサートホールや劇場などがあればいい。スウェーデン家具の話題にも限界がある。
マチは静かである。日が変わる前にこの日記を店で書き終えた。
「志賀環境問題」にも目を向けて欲しいものである。
※今日のヒトコト
【そんな中、中国四川省で地震が起きた 地球規模の生態系が歪み始めている 】
※志賀氏的伝言板
【 葉山Nクンありがとう これからも繋げます 】
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