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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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木曜日、また雨である。自宅の張り替えたソファも、大画面のテレビも、オブジェの様に横たわっているだけの、活用のないバタバタした日々が続く。そんな合間に朝日放送から送られて来た番組のDVDを観て、この感想はまた後日に回すとして、数冊の読み掛けの本も置いて家を飛び出し、新聞社の男とコラム(?)の打合せに向かう(つもりが、時間の都合で夜の店でやる事に)。そして神戸駅近くの司法書士会館にて行われる、45歳以下青年会でのトークショー(ではなくブランディングについて、勉強会に講師として招かれた)に向かった。

司法書士という言葉としての認識はあっても、弁護士や行政書士との違いや、何をやっているのか具体的に言葉にできる人は、専門家意外には少ない。そういう背景もあって(それだけではない?)、国内19000人いるという司法書士に向けて名称変更の賛否を唱えている渦中だそうである。なぜか既に具体的に挙っている候補名は、実はそう大差ない印象の名称が多く、その中からチョイスさせるという少々強引な方向性として、「中央」では動いている様子だ。アンケートの結果提出者も3000人余と、15%のデータはナンとも説得力に欠ける。

そこで、名称を変えるメリットやそれによる波及効果及び失敗例など、僕の過去の仕事の説明も交えて「デザイン的観点」から、もし変えるのなら、変えないのならなどとお話をする事になった。「専門外部」の人間を招いての定例会は初めての様である。僕の仕事でもよく口にする「新しい風邪を吹き込む、風通しを良くする」事の切っ掛けになればいいと思うと引き受けたのだった。

何よりもまず、こうした議論がなされてのプロセスが大切である。しかしながら「月報司法書士」なる機関誌や、色々資料を見させていただいた限り、「上」「中央」の出す個人的な範疇の『結論が見えるシナリオ』めいていて怖い。年寄株の多い、スポーツの固い協会の様でもある。おそらくはココ兵庫県だけでなく、様々な都道府県に於いてもこういった、沸々と湧き出る想いの議論がなされているはずだが、これが「上」に届かなければ意味がない。この日を切っ掛けとして、全体をも変える新しい風が舞い起こればと思う。

30分ほど一通り話して、後は意見を交換するディスカッション形式を取った。壇上から一方的に話す事は本意ではないし(学級会じゃないが、「何か意見はないですか?」と問いても意見は出て来難いものなので)、後日よりも「今」湧き出る意見を聞きたかった。案の定、色んな想いがヒヤリングできたし、何よりも「環境が変わってしまう危機感」を、ただ何となくから、現実問題としての認識を持つ事ができる時間になった様である。マスコミの記者が関心を示し、この日同席したのも大きい。記事にすると言うその記者の一文が、また反響を生む事を切に願う。

少し開店時間を回ったが充実した時間を過ごし、懇親会に後髪引かれながら店に向かった。ほどなく、冒頭に書いた新聞社の営業担当がやって来た。あの「G8サミット」に関係する、環境にまつわる文章を僕に書いて欲しいそうだ。「えっ?僕も洞爺湖のウインザーホテルに行けるの?」と返したがどうやらそういう話ではないらしく、大阪と兵庫でもそれに関連する会議が5月20日過ぎに「環境大臣会合」などとして行われ、それに向けての動きがあるらしい。神戸は「環境フェア in KOBE」「学生環境フォーラム」「ひょうご・こども環境会議」「クリーンナップ作戦を始めとする実践活動」などや、テーマを地球温暖化などとしたシンポジウムを随時行って来たそうだが(知らなかった)、5月の22日には、兵庫県公館にて「地球環境国際シンポジウム」も執り行われる。

その後日に「環境大臣会合」があって、24、25日(土日)の神戸新聞と毎日新聞関西版に載せるコラム(エッセイ?小説?)を、この僕が書く。たまたま僕の昼間の会社名が「有限会社志賀敏哉環境デザイン工房」だという事と、以前震災を絡めて2度ほど書かせてもらった経緯から、僕の名前が挙がった様である。

前述の「司法書士」が直面している問題も、地球環境も、まさしく環境を変える事は容易くない事である。しかしながらどちらにも共通する「危機感」や、無関心だった世間に知ってもらおうとする試みは、ジッとしていては始まらない。

僕も環境を整えて、この二つの案件の行く末を見届けたいものである。


※今日のヒトコト
【しかし行政のイベントを含めた仕掛けというものは、針だけで魚を釣ろうとしている様に思えてならない  餌というと聞こえは悪いが、マチの人々が食らい付く仕掛けは、もっと骨組みに肉付きのいいものでないといけない

※志賀氏的伝言板
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