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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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水曜朝、店のイタリア生地のソファのお陰で熟睡できて、そのままゴルフ場に向かった。定例「志賀杯〜40歳代の集いコンペ(仮)」である。と言っても、面子はポートピア中内とリステア吉川と僕の3人で、それぞれ立場的にも多忙な毎日の二人に、スケジュール調整いつでも問題なしの僕がくっ付いているカタチの会である。いずれはこれがどんどん増えて、本当に志賀杯ができたら、それはそれで面白くなる。店のお客様が広がった様に、この感性の繋がりなら「ネガティブな印象」(やたらと教えてくるオヤジがいるとか、最低限のマナー以上にマナーマナーと強調するオッサンとか)のゴルフにはならないはずである。

この日お世話になった東広野ゴルフ倶楽部は噂に違わず素晴らしいゴルフ場であった。歴史と格式があり、メンバーズ会員制度の徹底(会員権譲渡についての厳しい規制)により、今時のゴルフブームにでも一般ネット予約ができず、同伴プレーも必要である。コースの手入れは流石トーナメントコースでもあり(5月には三菱ダイアモンドカップ開催)行き届き、応対もホテル並みになっている。

しかしゴルフとは不思議なものである。全て自分のせいであるという個人競技の特性から、ラグビーで育った僕からすればジレンマの連続なのだ。この日も出だしは、新しいドライバーのセッティングがすこぶる(死語)良くて曲がらず大満足だったが、アイアン不発でどうなる事かと途中までああでもないこうでもないとおかしくなっていた。反面、520yのロングホールをセカンドでグリーンエッジ花道まで寄せた時には(ドライバーとスプーンが同じ距離だけ飛んだという珍しさ!)、僕はゴルフをするために生まれて来たんじゃないかと有頂天(死語だ)にもなった。ナンとかパーを3分の1以上は取れたが、なぜかセカンドショット以降、1ホールで3つのボールを奈落に堕とすという生涯初めての愚行に落ち込む。

まぁスコアは散々でも、名門クラブのベテランキャディさんに「昔は上手かった人でしょう?」と言われ、おぉキャディさん流石解ってるじゃないかとこれまた笑顔を取り戻し、お母さん!と抱きつきそうになった。あぁゴルフは、大人を子供にする贅沢な遊びであると再認識した日であった。

なぜゴルフをやるのかと問われれば、僕には明確な答えがある。大人になって悔しいと思うとか、仕事以外で数字で評価される事などまずない。勿論スコアだけが全てではないが、挑戦し、それに見合う努力をしながら進歩、成長するのが楽しい。

楽しむ「プレイヤー」である前に

ルールを守り紳士たる「ゴルファー」である。

そうどこかに書いてあったが、学生で言う文武両道の様にとても難しい事ではある。あのゴルフ場に足を踏み入れて、懐かしい、僕がゴルフにハマっていた15年ほど前を思い出していた。今ならそれが理解できる。また頑張ろうと思った。


※今日のヒトコト
このゴルフ場、平日は有閑マダム(死語)出没率多し

※志賀氏的伝言板
冬眠より、トレーニング再開!


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