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その昔に書いた話。
釣り好きのお客様がカウンターで一人、ずっと釣り竿のカタログを見ていた。
「飽きないですか?」
バタバタと話す時間もなく放っていたが、手が空いた時に僕は聞いた。
「このカーボンにしようかこっちにしようかどうか迷ってんねんけど…志賀さん、この『カオ』めちゃくちゃええと思わへんか?」
全く釣りをしない僕からすれば、釣り竿のどこが顔で、そのカーボン素材の棒切れ(失礼)がどれほどいいものなのかが解らなかった。
聞けばその釣り竿は20数万円也らしい。ナンか、どこかで聞いた様な話だなと思っていたら、それは女性の言うバッグや貴金属、高級モードな服と同じだ。
価値などどうでもいい人にはまさにどうでもいい話で、その「顔」がイケメン(死語)だろうが、別嬪(個人的にはまだ使いたい言葉だが死語)であろうが、手にする人の満足度と愛着が存在すれば、ただの物が嗜好品になるのだ。
特に下ろしたてならば、テーブルに飾るも良し、添い寝するのも良しと、端から見ればかなりおかしな光景も関係なくなってしまう。
やっと、あのカーボンを眺めていたお客様の気持ちが理解できた。
月曜ゲット。この顔に惚れた。(画像は >>> 「BAR志賀」【ブログ版】で )
※今日のヒトコト
【 しかし、飛ぶんやろか… 】
※志賀氏的伝言板
【 東京行きに、幾つか案件をスケジュール組みしたいと思う 】
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