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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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金曜午後住吉駅で、明らかに若い声の「お疲れぇ〜」と声を掛け合い別れる高校生数人を見た。僕が若いその頃にはバイバイだったはずで、おそらくそれも僕らの爺さんの世代からは不思議に思われた事だろう。しかし業界用語の様に「お疲れ」は、とても希薄な感じがする。彼らは何に疲れているのか。大人になったら、彼らのその言葉はどういう風に変わるのだろう。

昔から電車を利用する時、エスカレーターよりも階段を利用する様にしている。上る際にはできる限り、2段飛ばしか駆け上がる様にする。大したトレーニングでもないが、息がアガったり、特に大腿部に違和感があったりしたらコトである。階段を上るその姿が軽快な男性でなくヤバい人に見えたのなら、多分僕はオッサンになる。その時は、町内で爺さん達と一緒に太極拳か乾布摩擦でもする。

今は全力疾走する機会がないので、もしそんなタイミングがあれば僕はちゃんと走れるのか多少心配である。近頃この手の日記を書いていて、今年44チャイの自分をそろそろケアしようと考える事からも既にオッサンの域なのだが、クラブチームにでも入ってスポーツをしない限り、全力疾走はまずない。

昼間に銀行に行ったら、カウンターに蛍光色のカラーボールがあった。強盗に向けて投げつけるアレである。そもそもあのボールをちゃんと投げる事のできる行員や職員はいるのかといらぬ心配をするが、それはともかく例えそれが予行演習されていたとしても、当たらずに逃げ切る自信だけはまだある。あの中身は蛍光塗料でドバッと飛び散るらしいが、僕の華麗なステップで(社交ダンスではない ラグビーの走るステップ あっ、僕スクラム組む方だったか)ジグザグ走り、瞬く間に逃げてやる。もしくは全身蛍光色の服で強盗してやる…と強迫観念を想う僕だった。

防犯グッズが役に立つのかという話で言えば、非常ベルが鳴っても「また誰かのイタズラか、誤作動だ」と誰も驚かなくなった様に、多くなり過ぎると意味のないものもある。そう言えば、僕の店にも入口扉にカメラを付けようかと思った事がある。それがあれば誰が来たかが判るし、いらないイタズラもなくなる。たまに扉を強く叩く酔っぱらいや、ピンポンダッシュの様に逃げるヤツもいる。ひどいのになると、表札を黒く塗りつぶしたヤツもいた。だからダミーでもいいのでカメラを付けるのも策だと思った。考えてみれば、それではお客様を監視しているみたいで、顔も名前も覚えなくなりそうな気もした。だから止めた。

僕の住むジェームス山のマンションに最近、防犯カメラや、よく駐車場で見掛ける人が近付くと光る照明が設置された。確かに物騒な世の中である。モニターで不審者の存在も、エレベーター内にどんな人が乗っているかも分かる。ただ、ポストに近付いても掲示板の前を通っても、常に照明が当たっていい気はしない。驚かせるというよりは、不審者を撮影しやすくしている灯りなのかも知れないが、こんなスポットライト、脚光は浴びたくない。点灯の度に「僕は悪い人じゃないのよ、ただポストの郵便を取ろうとしてるだけ」とイチイチ言いそうになる。エレベータに乗る時も、表のモニター通りに中が映ると思うと、一人なのに背筋を伸ばしちょっといい人度をアピールしてしまうのだ。時には、全て映っているのに、スパイ映画みたいにカメラを避けてその真下に立ち、一人ミッションインポッシブルごっこを楽しんでいる。しかしナンだか、そんな物がなかった昔より疲れている。

そろそろ爺さん達に混じって、乾布摩擦でもしようかね。


※今日のヒトコト
【花粉症の薬が効いている 僕はスギ花粉にアレルギー反応があった  血液検査で、ハウスダストから花粉までの反応が調べられると知ってラッキーだった

※志賀氏的伝言板
コラボビーサン 和食店 医院SP 農場ブランディング…進行中


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