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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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イレギュラーに強い方だとは思うが、僕は少々焦っている。

その日のスケジュールは、PDAではなく手帳に書かないとダメな性格だから、自宅を出る前に一日を確認するのだが、納期とDTPなどの業者とのやり取りにスムーズに行かないジレンマが近頃募っている。

仕事は何でも受けてはいけない。精度が落ちると共に、人間が薄くなるからだ。着実に進むには「歩」もいいが、「飛車」「角」のフットワークがなければ、黒を一気に白には変えられない。何だか将棋とオセロがごっちゃになっているが、そのどちらのボードゲームにも強くない僕は、実戦(実践)には強いと思っている。つまり精度を上げるためには、仕事と人は選ぶべきだと思うのだ。

その道のプロというものは、専門用語を使わずに解らない人間に説明できる人でもある。得意分野しか話せないならばオタクと呼ばれたり、相手が信頼して任せた事が不意になる危険性も孕んでいる。ゆえに取引きのある業者やクライアントと、どれだけコミュニケーションが取れているのかが重要になる。

担当が代わるのは仕方がない。それは世の常で、今まで通りならばいい。しかし前任より頼りなく、こちらを安心させる言葉を持たない人間ならば、ジレンマのスパイラルは加速度を増してミゾオチに食い込んで来る。

木曜日。あまりにも稚拙なコミュニケーションに嫌気が差した。仕上がった出力を一からやり直す事に決める。スパイラルを止める、最善策だった。

誰にも損はさせない。誰も悪い気はしない。そんなものはないと思っている。しかし僕らは、クライアントが笑うそのために英断を繰り返す。

商標登録や本を出したら儲かるぞと僕に言ったデザイナーや、そんな小さな仕事にこだわってたらきりがないないでしょと言った業者、協会に入った方がハクが付くよと助言したクリエイター達に、僕はふぅ〜んと鼻を鳴らす。

人間がそんなところには存在していては、個性の欠片を落とす事になる。


※今日のヒトコト
今日のミーティングは大事だな

※志賀氏的伝言板
○げ、中島クン 週明けの再会楽しみだ


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