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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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月曜、雪ではないが一日中の雨である。当然気温は低い。

ニュースは大阪市長選と横綱対決の2つに絞られて、どの局も挙って取り上げている。ホリエモンもグッドウィルもNOVAも亀田も、メディアと同じくして世間は手のひらを返した。どうにも僕には最近の世相が、流行廃りを追うドラマの様に思えてならない。近頃溜まっていたDVD映画を観過ぎているせいか、何が善で何が悪なのか、そんな気がして傍観者になっている。「宇宙戦争」は観たくせに「ダヴィンチ・コード」は途中で寝てしまった僕には、説得力がないか。

日曜の中條氏の芝居は、3時間の公演と思ったより長かった。終了後すぐに神戸に向かったのだが、「楽屋に来てくれはったらよかったのにぃ」と、月曜夕方本人から電話があった。確かに知人は何人か行ったようだし、共演者にも知る人がたくさんいたから挨拶くらいはしたかった。ただ遅い時間がどうだとかではなく、実は、プロフェッショナルの舞台裏が「怖かった」のだ。

ピリピリした空気感もそうだろう。スポーツの試合前後のロッカールーム。ライブや芝居の舞台袖。講演前の控え室。でも僕はそういうものには慣れているつもりだ。自分の経験も含めて、そういう場所に何度もいた事がある。しかしステージに立つという意味合い、まさしくその人は、戦場の様な独特の空気の中を行ったり来たりする。僕に子供でもいればサインの一つもいただくのだが、僕個人はやはり聖域に思い、後日に僕のフィールドである店で出会った時に労う方が性に合う。

そして週明け、今度は新喜劇の川畑座長から2月24日にある、小藪座長とのイベントの知らせが届いた。どうせ一斉メールやろぉ〜と返すと、ちゃんとブログにコメントをくれるようである。必然的に僕はそれを受けて告知をする事だろう。前述の中條氏も川畑くんも、メリットデメリットの関係ではない。その真剣なステージは目に焼き付けたいと思うし、だから役にも立てればと思う。

不思議なのは、三宮大学教授の医院に治療に行くときも、神戸のラグビー選手を応援する時にも、はたまたラビットの結婚式までをも、通じ合っていると思える相手ほどに緊張するものだった。そして直前と直後にはほとんど会わない。

僕にも少し、逆の立場が解る。儀式なんてないが、店に入ってからお客様と会うまでの暫くは独りの時間を費やすし、終わってからも何らかのクールダウンが必要だ。家の様な店だから、ホテルで働いていた頃よりは自宅の気分でくつろいでいるつもりでも、大袈裟に言えば戦いの様に、自分だけの足跡を確認する時がある。

ヒーローは頼りになるが、その姿に馴れ馴れしくはできない。

それが近寄り難い怖さくらいに、格好のいい人達がいて刺激になる。


※今日のヒトコト
と言いながらも、舞台裏を覗かせてもらうミーハー気分も時にあり

※志賀氏的伝言板
クラマト大量入荷! トマトジュース系カクテルフェアだ(^_-)


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