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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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連休明け火曜日、また日中はいい天気になる(夜中から雨だったが)。日曜に来てくれたハウスクリーニングで、キッチンにしても風呂にしても、見違える輝きを取り戻していて、少し汚れても綺麗にするしできるだけ湿気のないように水分は拭き取る様になった。なんでも新品やリニューアルは最初だけはそうするものである。ゆえに「コンロや水回り、お風呂の掃除はお父さんの仕事ねー」と娘に言われている父を演じ、バーチャル家族の設定で、独り身を紛らわしている。

歯医者に行った。奥歯の詰めモノが取れたのだと思ってたら、その下が虫歯になっていて、神経を抜く事になった。一度も虫歯のない大人がいたりするというのに、こうして神経を抜くのはもう何度目の事だろう。その内、神経衰弱になるのではないかと心配になるが、今のところ神経質なのは変わらない。神経質イコール、気遣いと心配りなどと思っている夜の仕事である。まだ神経は繋がっている。

「痛かったら、左手をあげてくださいねぇ …痛くないですかぁ」

そういうブースカ先生に口を開けたまま「でっ、でぁいじょうぶいでしゅ(大丈夫です)」と返した。できることなら歯科衛生士の女性に、左手を握っていてもらいたかった。そしたら痛い時にギュッと握る。「あれ?痛そうでないのに握ってくるわ これはどういうことなのかしら? もしかするとこれは…」そこから始まる恋もある。やはり僕は、神経を抜き過ぎたのかも知れない。

数日前から小銭入れを探していた。なくなったと思ってた洗濯ネットは、大正デモクラシー、もとい、灯台下暗しで洗濯カゴの底に眠ってたのを、日曜に見付けた (1/7日記「あっけない別れ」参照) 。そして今回は小銭入れである。大したものでなくても、愛着とその大きさがしっくり来ていたので、なくなった時には不便だった。ポケットに小銭をちゃらちゃら入れる訳にもいかないから、店にあった昔使ってた小銭入れをひとまず使った。スライダー部分が切れていて、ファスナーを開けなくても小銭が出てくる。これでは色んな意味でお金が出て行く一方である。そこで登場したのが、実家に帰った時に母親からもらった甲州印伝だった。

モノはいいもの(鹿革に漆で柄付けする)らしいが、イマドキこの装飾はおばちゃん仕様である。ましてや僕がこれを買い物の時に出せば、僕は2008年からキュート路線を歩まなければならなくなる。「志賀でございます」の声も甲高く、小指を立てながらゲイ路線でもいい。まぁ、どうしましょ。

まさかとは思ったが火曜日夕方、車のシートの隙間を探してみたら、なくした黒い小銭入れが見付かった。全体に黒っぽい服でそういう持ち物も多い僕だから、ダーク系のシートの暗がりに隠れた小銭入れに、この数日間気付かなかった訳だ。

周りにはどうでもいいモノが、その人にとってはとても大切なモノだったりする。

甲州印伝もそういうものだったのだとしたら、親孝行に使ってみてもいいか。

(>>> そのチョイと恥ずかしい甲州印伝画像はブログで


※今日のヒトコト
【車のシートの下や隙間には、随分前の高速道路領収書や、いつからあるのか分からない カリカリのマックポテトが見付かったりした

※志賀氏的伝言板
週末、お好み焼き食べに行きますね


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