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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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金曜日は一日中雨が降り、打合せまでにPCが濡れるのが嫌で仕方なく車で住吉へ向かった。まずその業界ではお目に掛からない診察券や医院のロゴ等の作成。医療に少しばかりの風穴を開けたい。そして広げたいものである。

冬の雨は冷たいが、そう言えばこの冬は一度も雪を見ていない。降ったのかも知れないが、僕の生活時間の中には記憶がない。現在、東北の特産物のプロモーションについて取り掛かっているが、これから3ヶ月は雪一色らしい。雪が確実に降る土壌を理解すべく、思わず飛び立ちたい気分になっている。

昨日書いた様に柳原えびすに行ったが、以前手に入れたお札や、開運銀行の一億円札(やたらとデカい)を返しに行くのを忘れていた。そもそも毎年行っている訳ではないから、もうそれらは4、5年モノの年季が入っていてそれはつまり効力が無いに等しい。一億円札の在処は分かっていたので、金曜午後に納めに行ったが、木曜は買わなかった商売繁盛・家内安全・ついでに豊作までをもご利益があると言う熊手笹(?多分違う言い方がある)を手に入れた。しかも極小(^_^;)それはバーという場所を考えての事だが、そう言えば同じ様なカタチをしたモノが、店のどこかに置いてあるはずだった。4、5年モノの熟成された熊手は、熊田曜子のピチピチ感よりも、こまどり姉妹の様に埃を被っているに違いない。

三宮の店に向かい、新しい一億円札を位置を食えんと考えた。銀行強盗は、これだったら簡単に持って行けるなと思いながら、置く位置を一億円と考えた。意味が解らない。そして思い当たるフシのある、トイレ前のお手製棚の奥にライトを照らしながら、窮屈そうなエビスさんを見つけた。笑っているはずのえべっさんが、江辺さんの様になっていた。再び意味不明。とにかくそこから救い出し、11日で柳原えびすは終わったけれども、神社に返しに行こうととりあえず車に入れた。新しいえべっさんは、その棚に、今度は真正面に見える様に置いた。

雨は降り続く。これは静かな夜になるなと思った。

僕の店にしては遅い時間帯から、なぜか人が溢れ出した。仕込んだ氷が追い付かない。気心知れたヤツには「ワインにしろ!」と無理矢理サーブ。週末とは言えども、こういう日には重なるもので、店内に入れないお客様をお断りするパターンが多くなるはずだが、なぜかソファもカウンターも上手く回転した。そして勢いで朝まで飲んでやる的なお客様もいそうなものだが、きっちり午前2時には一通りの終息を見た。なんなんなんなんだぁ!これはえべっさん効果なのか!!

雨空に一筋の陽光が射したかの如く、有り難い一日となった。

ただ思う。水商売と言われる様にネガティブに捉えれば、それは簡単に流れてしまうのだが、人に不可欠なものだと思えば何とも素敵な商売なのである。そこに立つ人間が楽しまないと、やって来る人々も楽しめない。

えべっさんには感謝せずにはいられない。しかしまだ平成20年は、始まったばかりだ。貴男に、貴女に必要な「水の店」でありたいと願う。


※今日のヒトコト
【土曜朝方、柳原神社にソイツを返しに行こうと雨の中向かえば、ちょうどゴミ収集車が古いお守りや熊手、お札の山を持って行く所だった  そこで厳かに焼くんじゃなかったのね…(-_-;)

※志賀氏的伝言板
13と14日はお休みです 連休多いな


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