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■ 中毒性日記 2008
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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一般に仕事始めの多い7日。少し雨の降る昼前、板宿にいる三宮大学教授の門を叩く。教授は歯抜けの僕の治療までをもやってのける。コントの様なバカ顔が、元通りになった。これで僕ならではの滑舌も、ゲイうけのいい男前度もアップした。

銀行やナンだカンだの用事を済ませ、次は三宮を通り越して二宮に向かう。繁華街を少し東に抜けると、酒屋がやってる立ち飲み屋やジャンクフード店が多い下町に出る。こういったマチ(メイン通りから外れるといきなりディープな下町)は、僕の生まれ育った京都にも、働いていた大阪にもあったが、実はそういう場所にこそ場所代みたいな「いらない値段」が乗せられていないし、ブランドの様に「高かろう美味かろう」と思わされている(言わされている)まがい物がない。そこに住まう人の息遣いが見え隠れして、それが旨さを増幅させるスパイスになっている。

実は、その場所である次のアポイントまでにどうしても観たいテレビがあった。14時5分からの高校ラグビー決勝戦、京都伏見工業対東福岡の試合である。車の映りの悪いナビテレビで、それでもできるだけ電波状況のいい場所に停めて、きっちり14時からの放送にスタンバイした。アポは15時過ぎだ。

先日も書いたが、高校生のレベルは相当のものである。その昔は、コンタクトプレーのあるラグビーだから、やはり大学、社会人となるほどに見劣りがしたし、高校野球やサッカーの様に「初々しい」「はつらつ」「ひたむき」などと評されそうなものだと記憶していた。しかし今回は違って「力強い」「多彩・多才」「クレバー」な面白いラグビーだった。最初から最後までかぶり付く様に観入ってしまった(映りが悪いってのもある)。ちょうどノーサイドの笛が吹かれる直前に、次のアポの相手からの連絡があったのでその場所に向かったが、そのまま12対7で東福岡高校の優勝となったようだ。今日日(死語)の高校生はスーパーである。

向かったのは讃岐うどん「すずめ」であった。2月に発売の雑誌取材。詳細はまたココで書くが、喰らいっぷりがいいと評判の僕が、食タレ(食いタレントの略)に選ばれたわけだ。僕のよく食べる「生醤油」と「ぶっかけ冷温(ひやあつ)」うどんの撮影後、喰らいっぷりの撮影。随所でアップ顔。満面の笑み。あっという間に完食。店主の村山さんは「まだイケますか?」と言うので、行かいでか!と「釜玉(釜あげを水で洗ってシメずにそのまま玉子と和える)」をいただいた。

何度となく来ているが、店主と言葉を交わしたのは初めてである。「お幾つですか?」と聞くと「意外にいってるんですよ 38歳です」と言われて、43歳の僕は23歳の様に喰らいながら咽せた。話せば、その人柄に余計に旨くなる店だ。

ここは一人前がしっかりと多い。

聞くと「生麺で170〜180g」だそうである。

15時過ぎに、500g超の讃岐を喰らった43歳。胃袋よ、ご麺。


※今日のヒトコト
【伏見工業高校のコーチ松林クンは、同じくラグビーをやっていた僕の弟の同級生である  そのお姉ちゃんは僕の同級で、小学校の頃の初恋の相手であった

※志賀氏的伝言板
本日午後はずっと旧居留地です


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