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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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電車に乗ったらオバさんが両耳イヤホンでPSPに熱中していて、その両サイドには娘と旦那と思しき二人がその画面を無言で覗いていた。ワンセグが出始めた頃からこういった通信ゲームやテレビを持ち歩く人が増えたが、あまりに至便な世の中のせいで、あって欲しい姿、ケジメみたいなものが薄れているように思う。

確かに僕も、一人で公共交通機関に乗れば、いつも携帯の画面に目を移し色々チェックする。携帯メールとPCに来ているメール、その返信。日記やデザインに役立ちそうな思い付きを入力。文字ニュースも見たりする。ふと目を周りにやると、隣もその隣も、向かいもその向こうも、立ってる人も座ってる人も同じ様に携帯電話の画面を見ている。ずっと見ている人は大抵がゲームで、何もココでやらんでもと思うが、「クリアもの」はずっとやってしまう習性か、その熱中度合いがバーチャルの世界に注ぎ込まれている。前述のPSPもそうなのだろう。

木曜、店に来たお客様とそんな話をしながら「月日の経つのが早い」理由のそのほとんどは、インフラの整備、情報通信の発達によるものだと思った。年末年始や盆にしっかりと休みを取らないスーパーや商業施設。併せてコンビニの台頭。24時間いつでもやってるテレビ番組。眠らないマチ。これらが、人間本来の生活サイクルや知恵や工夫を奪う事になる。ゆったりとたおやかに流れる時間などない。

やはり僕の場合も今年は早かったと思うが、それは「思わされている」のだ。健全なる生活を営む権利を有すはずの僕が、それを放棄せんとばかりに24時間仕事24時間プライベートを自負してしまう。よって身体の歯車や潤滑油が狂いショートして、もし入院でもしようものなら、時間の経過がナンと遅い事かと気付く訳だ。

何不自由のない至便から、工夫次第では便利へ。

この時代への挑戦とも取れる逆行は、ちょっとしたヒントだと思う。


※今日のヒトコト
本日、初の内視鏡検査予定

※志賀氏的伝言板
大晦日(元日の朝)まで開いてます! 年始は4日より(予定)


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