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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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先週土曜のイベントに、珍しく来なかった製薬会社のYクンが水曜日に来た。メールの返事もなかったから、何かあったんじゃないかと心配していたら、やはり何かがあった。彼の敬愛する、伝説の営業マンが亡くなったらしい。突然の事故だ。

まだ若い63歳のミズタニさんは、自宅に向かう階段で、足を踏み外し後ろ向きに頭を打って逝った。お酒が大好きだったから、おそらく酔っていたのだろう。60で定年を迎えるはずの会社の中で、数々の記憶に残る優秀なる成績、PCでなくその人の頭の中に入っているデータがあることで、まだまだ現役の人だった。

20歳代前半のYクンは、とても世話になったようだ。僕のお客様でもある沖縄料理店「海風家(うみかじや)」にも二人で行って、沖縄好きのミズタニさんと三線の音で踊り歌った。Yクンはその方の事を「一度お連れして、志賀さんと話して欲しい 絶対感性が合うはずだから」と言っていた。僕もお会いしたかった。

僕はYクンに言った。 「ミズタニさんの足跡が残っている でも君はその足跡を寸分違わず歩くんじゃない 振り返って自分の踏み締めた足跡のある人生を歩かないと、いつまでも天国のミズタニさんは、まだまだだと笑ってるよ」

ソクセキとは生きた証、自分の道や路である。

歩いて来た道を思い出させてくれるし、迷い込んだ路だって照らしてくれる。

先週の事だから落ち込んでいたYクンだった。
天国から「よくやった」という声が聞こえて来るまで、我を張り生きて欲しい。


※今日のヒトコト
そういう方が亡くなって、会社にとってはまさにデータにない損失だろう

※志賀氏的伝言板
ミズタニさん、僕は近くにいて彼を叱咤しますね


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