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週末平均睡眠時間を考えたくないほどのノンレム睡眠で、疲れと安堵と揉み返し(それは後で書く)で、月曜は一日中寝入ってしまった。店のオープン時間が過ぎてしまい焦って、仕方なく阪神高速京橋ルートを目指す。皮肉にもルミナリエ最終日17日だけ、高速からは一部のアーチと、フラワーロード横の東遊園地会場のイルミネーションを見た。第一回からこうして断片的に見ている僕だから解る。予算の関係なのだろう。確実に灯りの規模は小さくなっている。反比例して、屋台所謂テキ屋の数は多くなっている。神戸まつりのサンバダンスにいつからかブラジル人がいなくなった様に、本来の意味合いが薄れ始めているのはとても寂しい。
日曜の夜は風呂も入らずに、昼の仕事も、様々な事務処理も、日記の更新も、コンペへの提出課題の仕上げも、新しいデザイン案もしないままリビングのソファでウトウトとし、これはいけないとベッドに潜り込み、録り溜めしている「ガイアの夜明け」やドラマを観そうになるが断念し、朝になると一旦起きベッドの中のまま、月曜にしなければならない案件を思い出しながら、あれとこれは明日以降でも構わないな、あれは今日中じゃないとダメだなんて思い二度寝三度寝を繰り返す。
徹夜明けや過度の運動の翌日には大抵こういった感じになるのは、歳を取ったなぁなんて思うが、今回の身体のだるさや揉み返しの理由が、日曜に行った家電量販店の高級マッサージチェアコーナーでの全身コースだったせいだと判ると情けなくなった。家族が色々回ってる間にオヤジさんがよくここで寝ているのを見て「買いもせずに試食の様に、ああなったらオヤジだなぁ」なんて思っていた僕がスッカリ休日のオヤジである。あぁ何たる事か。とにかく週末は怒濤だったわけだ。
まず土曜のラグビー、神戸製鋼対サントリー戦。ホームズスタジアムで行われたとても大事な局面での試合だったが、神戸の奇策(?)虚しく、サントリーの勝利に終わった。それだけ強いサントリーを考えての戦略だと思うが、個人的には神戸のライン攻撃をもっと観たかったし「行けそう」な感じもした。「アイツに持たせると厄介だ」「アイツは何か仕掛けて来る」そういう選手は1cmでもゲインするし、たった一人で二人以上の相手のタックルを受ける。そして「穴」や「間」を作ってくれる。そういう選手の数で言えば、残念ながらサントリーに歩があった。
そして夕方店に入り、一旦仮眠。起きて「年忘れX'masラグビーバーテンダーズナイト2007」の準備に入るが、20時開店と同時に初めて来てくれたラグビー観戦帰りのお客様に慌てふためく。ラグビー話に花が咲いていたら、キャプテン後藤の一言で試合のビデオを観ながら反省・修正課題を見付ける時間を終えた選手がわらわらとやって来た。こうして酒を飲む選手には、試合と同じく高いテンションを感じる。まだまだヤツらはやってくれそうな気がした。
気が付けばやはり立ち飲みバーになっていて、業界や世代を乗り越えてエラい事になっていた。僕一人でいつもの様に酒をつくる範疇は越えたのを見かねて(と言うか彼は元々そのつもりだった様で)ラグビー選手ジョージがバーテンを始めた。大阪で局の忘年会を終えたアナウンサーシミタカも合流しカウンターに入るも、本業である「しゃべくり」に徹していた。同じく花園で試合を終えた選手も神戸にわざわざ来てくれて同じくカウンターに入った事は、実はこのバタバタの中で僕は感動していた。彼のプレーをもっと近くでもう一度観たいと心底思っていた。
終わってみれば女性が7割という、男には嬉しい会となったが、ラグビーチームが何チームかのトーナメントができるじゃないかというくらいの来店客数の中で、初対面の男女が組んず解れつ(死語)スクラムを組む事もなく、途中数人が寝てしまうハプニングバー(死語)で、始発までの盛り上がりとなった。
僕の睡眠時間も休息もほとんどなくなった週末ではあるが、僕には今年たった一度の忘年会となったこの夜、ナンとも幸せだった事は間違いない。
※今日のヒトコト
【土曜はみんなで観ようと最上段の空いてる席での観戦となったが、僕の席が偶然にも、日韓ワールドカップ開催時にベッカムが座った席だった 席番号ではなく、ベッカムプレートが貼ってあったので分かった これで僕とデイビッドは尻合いになった スパイスガールズ復活、ヴィクトリアによろしくと言いたい】
※志賀氏的伝言板
【 大晦日もこんな感じで…それは検討中である 】
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