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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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朝、新神戸駅に向かうと、すっかり綺麗に様変わりした駅となっていた。JR独自のコンビニ、神戸スイーツ、レストランなど近頃JR西日本で統一されている、ダーク系の木部と白のカラーコーディネイトである。確かに「今」の内外装でありサインでもあり、高級感も以前よりはある。

元々神戸は大阪以西の主要駅とは言えない、閑散としたイメージがあった。実際、隣接するOPAはオリエンタルアベニューに、新神戸オリエンタルホテルは外資クラウンプラザに、相変わらず出入りの激しい店舗の流れに偏った見方をすれば、安定しているのは地下のダイエーと、オープンフロアのボーネルンドくらいに映る。駅自体も、三宮や元町といった中心部とは少し離れている関係上、乗降客の通過駅となっていた。空港など公共交通機関に共通する「滞在型ステーション」となるべき姿ではない。そういう意味では、新神戸の駅で過ごす時間は増えそうである。

ただなんとなく違和感を持ったまま、岡山を目指す。のぞみでたった30分で着いた、岡山駅構内の商業施設で昼食を取る事にする。持っていた違和感の答えが直ぐさま解る。岡山にいる感じが全くしない。それは新神戸も同じ事で、オシャレな今風になったとしても「神戸」を意識させる造りになっていない。好き嫌いは別として、新神戸には待ち合わせの目印となっていた「大きな樽」の柱が以前にあった。改札を出ると神戸に帰って来た気がして、ホッとしたものだ。いつかどこかで書いたが、今マチは、どこにいるのか判らないマチが多くなっている。

しかし「ならでは」のモノは、そこを離れるとすぐに見付かった。目指す桃太郎スタジアムは駅から歩いても15分である。こういった総合運動公園をセントラルステーションの近くに置くケースは首都圏以外では珍しい。地方からも気軽に来られて、イベントもやりやすく、東京の神宮前各競技場と同じく応援そのままの格好とテンションでマチに繰り出す事ができる。落ち葉の綺麗なウォーキング&ランニングロードを暫く歩いた。老若男女への幅広い受け皿が素晴らしかった。

メインの神戸製鋼と三洋電機の試合は残念ながら若さの出たのか、神戸が前半の失点を埋める事ができずに終わったが、そこからタクシーでも10分くらいで行けた、日本三大庭園の後楽園、岡山城、路面電車、岡山駅近くの繁華街での食事。マチの造り自体は、一斉都市計画というよりは新旧混在したまま成立しているので、世代も人種も雑多な感があるが、その至便性に効率良く楽しめた。

みやげ物売り場以外にある、岡山らしさ、神戸らしさ、そのマチらしさとは何なのだろう。そんな事を考えながら新神戸に向かう新幹線車中だった。

最もホッとしたのは、新神戸の駅でもなくその隣の商業施設でもなく、荷物と車の置いてあるいつもの加納町、家の様な店だった。


※今日のヒトコト
【実家のある京都で言えば、僕は未だに、 京都駅ではなく京都タワーである

※志賀氏的伝言板
12/15にイベント予定 詳細後日


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