www.bar-shiga.com
■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
ホーム >>>
12/01「何の薬か分かりますか?」 バックナンバー >>>
金曜のマチはそれほど寒くなかった。しかし、咳き込んで目覚めるほどにひどそうな風邪が、やはり風邪の谷のナウ志賀であった。寝汗を掻いたが、熱はない。この日はインフルエンザ予防接種の2回目で、体調不良のせいでもう2度ほど延期してもらってる。診察してもらってからにしよう。単純に、今の病気治療の方が先だ。

仕事の関係もあって、世間話を一通りした後、診察室へ。意外と見落としがちな症状に、結核の可能性もあるというので、久々に検尿&胸部レントゲンを撮る。若いその医院の女性に「上半身を脱いでください」と言われ、「ええっ!ココでですかぁ!!」とは言わずにすんなり脱ぐ。不思議なものだが、お客様として店に来た事のある女性だから、何だか恥ずかしい。先生に「志賀さんいい筋肉しとんねぇ、でもそれが贅肉に変わるんやで」と一瞬喜ばしい事だが、年齢を意識させられる。

ついでに血液検査もやっとくかと、「ちょっとチクッとしますよ」と看護士さんに言われながらチューチュー吸い取られる。そもそも「チクッ」とはどういう事なのだろう。「チクリッ」の略なのだろうが、チクる(告げ口する)という意味ではない事は解る。キューティーハニーはクチュクチュしちゃうのぉ〜だった。検温は36.1度で問題ないという事で、インフルエンザ予防接種を拙者、節酒しながら摂取する本日であった。再びチクチクしちゃうの、志賀だった。

注射を打ってもらう間、針よりは他を見ようと薬と思しきラックを眺めていた。基本的に市販薬以外は外国製の多い薬の世界だから、「スグナオール」みたいなネーミングのものはない。「プリンペラン」というプリンなのにペランとしている名前のものもあった。それは昔に書いた事だが、専門家でない限りその効能がどうで、ましてや錠剤が一個しか残ってないパッケージだと名前すら分からない事もある。もっと言えば使用期限、僕の家にはいつからあるのか分からない錠剤が幾つかある。そしてそれが一体何なのかも定かではない。それはまるで、スーパーで買った刺身についている小さなパッケージのワサビや金魚醤油みたいなもので、貧乏性がそうさせている。救急箱の年代物の正露丸はますます異臭を放っている。

海外製品は難しいと思うが、純日本製薬会社として君臨する、タケダ、シオノギ、フジサワなどは、近頃の外資吸収の波を防ぐべく、調剤薬局で手渡される処方箋医薬品のパッケージに「デザイン」を取り入れるべきだと思う。現状の錠剤パッケージは裏を見ると、大抵が銀か金色のアルミであるが、例えば「熱」に関するものは暖色系で、「胃腸」に関するものは寒色などとする。眠くなる成分の入っているものに関しては薄らと「寝」(眠にすると睡眠誘導剤だと思われるから)と背景に印字するなど、色や視覚に訴える様々な試みができるのではないかと思う。

どうやら医療業界は、代々とか昔からの繋がりなどと「変え難い」体制が見え隠れするが、パッケージの裏が銀や金である必要性などないと思うし、MR(medical representative 医薬情報担当者)にとっての新薬競争に差別化を計る事もできる。エンドユーザーは誰なのかを考えれば、その幅広い消費者に対し、UDも踏まえた考え方を提案したいものである。

…とここまでにしておく。製薬会社デザインの話が、実際ありまして。


※今日のヒトコト
【久しぶりに京都・桂に住んでいるTクンが、岡山出張帰りに立ち寄ってくれた 「Tクンは桂なんやね?」という会話は、周りを気にしないといけない  Tクンがカツラだと思われてしまう

※志賀氏的伝言板
12月、イベントやりましょか?


◆この日記に コメント したい方は、神戸加納町 >>> 「BAR志賀」【ブログ版】へ! (HP日記のみ更新・ブログのみの画像もあり!)

◆携帯から見るブログ版! http://bar-shiga.ameblo.jp/


加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

Copyright@Toshiya Shiga. All Rights Reserved.
Send Mail to Shiga