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17日、土曜日。マチがクリスマスを意識させる今日この頃である。という事は忘年会、そして新年会の予定もそろそろで、僕の店でも忘年会プランを考えているところである…訳がない。カレンダーを見れば、クリスマスイブが休みで、25日は連休明けである。暦通り（死語）に休むつもりだから、クリスマスに店は開いている。どこにも行くところや相手がいない貴男貴女は、どうせカップルのほとんどいない店だから、遊びに来ればいい。僕はサンタの格好で待っている…訳がない。
近頃の忘年会というものは、みんなで食事、そのまま飲みに行くぞぉ〜！となるのだろうか。それこそ忘年会プランの座敷鍋を囲み、おっさん連中はそれにかこつけてその後、女の子のいる店に向かう。無礼講だと言われて本音を話したら怒られた若手は、オヤジを置いてサッサと流行のバーかカフェか、その足で帰るかするのだろう。会社もスポーツチームも、みんなで飲む事が少なくなったとか、若手でも「明日早いので」「1次会に参加したから帰っていいですよね」とか言って平気でいなくなるらしい。あぁ何たる現状。これではマチが寂しくなるばかりである。
そんな中、土曜の店の深夜は、高級和食鍋店「○一」のY福さんと料理人K原くん、三宮大学助教授J子さんだけになった。午前3時前。僕が鼻歌を歌ったら、Yさんの「カラオケ行きましょか！」というヒトコトで、20歳代前半のKくん、僕の世代の3人、みんなでキティちゃんのカラオケボックスになだれ込んだのであった。しかしみんなノリがいい。誰も帰りますとも言わない。延長延長である。
カラオケは1月の新年会以来だ。実はこの一件が決まる前から、カラオケについて今日の日記に書こうと思っていた。近頃、徳永英明や山崎まさよしのカバーアルバムが好評だが、元は女性ボーカルの曲を彼らが歌っているのを聴いて、また違った印象でいいもんだなと、それについて書きたいなと思っていたところである。
実際のところ「ワタシぃ、男の人に歌ってもらいたい曲あんねん サザンの○○歌ってぇ〜」とか言って、勝手に曲を入れて歌わせる場面に出くわした事があるが、いざ歌い出すと「似てなぁ〜い」と物真似を宣言した訳じゃないのにブーイングを浴びせられたりする局面がたまにある。確かにサザンオールスターズを歌うヤツは大抵桑田もどきになっているが、僕は歌手でもないし似せようとも思っていないのだ。幸田シャーミンのような顔で倖田來未を、ティラノザウルスみたいな顔でエグザイルを、和田勉のような顔で和田アキ子（これはまぁいい）を歌う人もいる訳だが、本人と声質が似ているからとか、単純に好きだからだとか言ってカラオケに行く訳だから、自由にさせて欲しいと常日頃思ってた。
で、この日の偶然のカラオケにこうなりゃ男オリジナル、女性ボーカルの曲を歌ってしまえと、いい唄だなとずっと思っていて選んだ曲がある。
徳永英明もカバーしてた、中島美嘉の「雪の華」である。
タイトルが思い出せなくて、四苦八苦しやっとインプットしたのが「冬の華」だったものだから、なぜか大月みやこの曲を歌いそうになった。ドリカムの「未来予想図II」も入れたが、サビしか分からず皆さんに任せた。上手く歌えたかどうかは別として、女性ボーカルの曲は、なぜか歌いながらも意味合いが解る。不思議な気分だった。今度は、男性アーティストが歌っている曲を女性に歌ってもらいたいものである。おそらく、男性の気持ちが解るんじゃないかな。忘年会や新年会がこれから色々とあるだろうから頼んでみようかね。新しい発見がありそうだ。
げっ、朝やん。F島くんの産まれた子供訪問と、ゴルフ練習行かな。
※今日のヒトコト
【帰りの車のFMで、また偶然にカラオケの話が… 通信カラオケは、リモコンとは言わずに若者は 「デンモク（電気目次？）」と言うらしい 】
※志賀氏的伝言板
【タイガーがダンロップフェニックスに出てないなと思ったら、 PGAツアー「セレクション・ワコビア・チャンピオンシップ」を選んだようだ 】
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