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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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金曜日。過ごしやすくなったマチに、自転車で家を出た。JRで住吉に行き、打合せ後周辺のリサーチに歩く。山手幹線まで出てレクサスのショールームを久々に覗く。GMの案内で色々話し、レクサス事情と住吉事情を色々と知る。有馬道と呼ばれる旧商店街には、これまたお客様が経営する精肉店があって、何かとこの辺りの情報は得易くなっている。人の繋がりは有り難いものである。

案の定、昨日のボクシングは国民のグローブで叩かれている。亀田兄はWBCフライ級3位なんやね。じゃあ再戦リベンジの絵は描けていたんじゃないかな。双方所属ジムとの間に立ったオヤジさんが対戦前から何やら怪しい動きだったとか、最終ラウンドに危ない攻撃を親子で耳打ちしていたとか(それはYou Tubeで流れてる)、クリンチで禁じ手の太腿へのパンチとサミング(グラブの親指部分でやる目への攻撃)を繰り返してたとか言っても、それはナンとしても勝ちたかったという彼らの現れであろう。それほどに難しい戦いだと本人達も解ってたはずだ。

しかしイケナイのは、世界戦頂点の試合で「いいもの」を観たい人々、特にそこに憧れを持つ子供達に対しては、お粗末な見せ物となってしまったことだ。まさに今朝ABC「おはよう朝日」で、僕のスポーツ界のアニキである佐々木修氏が同じ事を言っていた。その場所は、ボクシングをこれからやろうとする人も含めて、それに関わる人々の羨望の的だったはずなのだ。

昨日も書いたが、興業として、放映権、スポンサーとの絡みを考えれば、28%の視聴率も含めて成功なのだろう。目に見えないところで動いている(蠢いている)人々は多くいるわけだから、その目論見を果たしたことにはなる。もう下火の話題に沢尻エリカの一連の騒動があるが、アレのいけなかったところは、映画の配給会社や広告代理店への配慮が欠けていたことにある。注目される場所だと心得ていれば、プロならば興業に悪影響な行動はしない。そういった視点から言えば、亀田親子はまた話題を振りまいたわけだ。と、勝手な憶測も含めて書いている。

いつのことからか、子供達の憧れの「なりたいモノ」は、やれIT社長だの、やれゲームクリエーターだのと時代の変遷と共に様変わりした。一昔前なら、カリスマ美容師などと言っていたのに、近頃はカリスマパティシエになりたいと、洋菓子専門学校に通う若者も多い。ちなみにカリスマになろうと思ってそこを目指す者は、おそらくは、いや到底辿り着けない。気付けばそうなっていたカリスマは、自らはそう呼ばないからだ。チョイわるオヤジになろうとするLEONな男は、とてもカッコわるオヤジになる事を知らずにカッコつけている。それと同じだ。

そして僕の子供の頃は、プロ野球選手やパイロット、そして何のとは言わずに世界チャンピオンと叫んでいた。実現性の少ない部分では、今も昔も変わらないか。いや、子供らしいと言えば、やはり現代は「らしさ」が少なくなった感がある。ただし、流行の「お笑い」に憧れている子供ならまだ救いはある。最前提が、人に笑顔を与えるわけだから、自分しか笑えないIT長者やオタクより絶対いい。

世界チャンピオンに憧れた。件の「彼ら」もそのはずだったと思う。


※今日のヒトコト
【あのボクシングの試合後、内藤選手の会見で興味深い話がある 内藤はフェイントを何度か掛けて誘ってみたが、亀田はそれに乗って来なかった 内藤はその部分で「なかなか大したもんだ」と思ったらしいが、記者からの「亀田選手は、内藤選手の目を見ていなかったのではないか?」という質問に対し、「なるほど…そう言われたら」と答えている 色んな選手がいるそうなので結論付けるのは危険だが、ボクシングのセオリーで言えば、相手の目を見て動きを見破るのは定石で、試合前にあれほど威嚇の「メンチ」を切っていた亀田が、試合では全く見ていなかったと思われる話である  彼が未熟だったのか、それともそれ以外で動きを見破る術を知る、可能性を秘めた大器なのか  それは、彼の今後に掛かっている】

※志賀氏的伝言板
もうボクシングじゃなく、いよいよラグビーだ!!


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