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木曜、終日電車で移動ゆえ、車の腕だし喫煙を見る事もないが(僕は「腕ハンター」になりたい!)、公共交通機関はそれはそれで車内携帯電話(なぜ着信音を消さない、なぜそんなくだらない話を聞かせる、なぜ角を取らない…by 児玉清)のマナー違反に閉口する。近頃怒ってばかりいるが、怒り疲れる前に、この熱さが消えるまでに、マチの浄化を目的とした「神戸ルール」を創るべきだと思う。
京都が景観条例を更に厳しくしているが、あれは「さぁ、京都に行こう!」と思わせる京都プロモーションの一つで、意図的にやっている事だと思う。プロモとマチ側の働き掛けが連動すれば、外からやってくる人々を幻滅させることもない。それぞれにメリットがあるように相互リンクを考える。デザイン都市を宣言、申請した神戸だが、今あるマチに上塗りするかの様なデザインではなく、『現状のマチを研磨する』考え方を持つべきだ。それには告知、サインが必要で、そこに息づく住まう人々の共感と協力が必要になる。橋渡し、色を勝手に変えないフィルター。そういう人にワタシはなりたい。宮沢賢治か。
夕刻、JR住吉に降り立ち、足で観る市場調査を開始。このマチは、線路を隔てて南と北の生活圏が微妙に違う。南の商業ビルへの入居テナントに統一感がなくなってくるのは、駅SC(ショッピングセンター)特有の現れか。実際、駅には新しいSC、ユニクロ、トイザらスなど複合施設があり生活至便だが、飲食店街も含め「ニーズが重複する」店舗も多いようである。六甲アイランドへの六甲ライナーもある駅だが、今は通勤通学の通過でしかないの様相もある。商圏としては魅力的な地域だが、ピンスポットニーズの店舗が望まれるところだろう。
打合せを終え三宮へ。19時からM医師にお誘いを受け、バル・メロンのオーナーシェフ久野氏と再会。同席したハリーズBARのKちゃんと元ハリーズの女性。「志賀ちゃんが昔言ってた『土足で踏み入る人には毅然とした態度で臨む』意味が、最近解ったわぁ」とKちゃんに言われ、僕も三宮のマチで、多少の影響を与えているのだと嬉しく思う。互いの店とは違う場は、本音の素敵な会話が飛び交う。旨い料理とワインを堪能し、M医師はお二人を連れてハリーズへ。僕は当然、店がある。
愛された店を閉める事を余儀なくされた人が、神戸を出るのではなく、再び神戸で歩き始める。美酒と料理にも増して、それは香辛料のような刺激を与えてくれた。
木曜夜、土砂降りの雨が三宮を濡らし、人を遠ざけたかのように見えた。その中、この店に立ち寄ってくれた方々がいる間は、僕もココでその歩を緩めずにいる。
※今日のヒトコト
【久しぶりに会うほどに、髪型や雰囲気の変化に気付くものだ 久野さんは、料理人としていい表情を見せてくれた 】
※志賀氏的伝言板
【 教授、助教授!「下山ケース」ヤバ怖です!! 】
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