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水曜日。8月も終わろうとしているのに、まだ宿題ができていない。わしゃ小学生か。しかし自分に課した幾つかの懸案事項は、クリアもあれば持ち越しもあり、モヤモヤが残るものもある。幸い夏バテもなく食欲はあるので、体力的には乗り切れそうなこの季節ではあるが、自らに課さなければならないはずの大人になっても、相変わらず間際にならないと加速しない。夏休みもそうだった。
「仕事でフランスに行くんですが、ワールドカップラグビー日本対オーストラリア(9月8日)のチケットってどこで取れますか?」と、かなり羨ましいメールが来て、ふと考えた。そう言えば、所謂プレイガイドで売ってるわけもなく、かと言って、球技場で当日券目当てに行こうものならなかった時に大変である。ダフ屋の餌食になるのも怖い。おそらくはフランス語のそのチケットは、「シャブシャブニポンズゥ〜」と書いてあっても信じて買ってしまいそうである。
先方には努力しますと返して、その筋の専門家達に連絡を取る。「その辺の情報が全く掴めていないです…」「IRB(インターナショナルラグビーボード)のサイトから購入できるはず」と色々分かった。要するに、ツアーを組んだ旅行代理店などにはあっても(昔、そのチケットを確保していないエージェントが叩かれたニュースがあったな)、国内のプレイガイドには売ってないわけである。サッカーワールドカップならまだしも、スポーツ新聞などの告知で「9月フランスにて行われるラグビーワールドカップ、先行チケット販売!」ってのを少なくとも僕は目にしていない。おそらくはその決勝戦では10万人もの観客がスタンドから見守るラグビーワールドカップも、ここ日本では関心の外である。
たまたま店に、ラグビー日本代表ジャージのオフィシャルサプライヤーの方が来ていたので聞くと、既にいいカード(強豪国対決や、まだ組み合わせが決まっていないのに決勝トーナメント分も)から売れていて、相撲の枡席みたいに、6席や4席単位の販売パッケージが数十万で取引され始めているらしい。現地で買うことができれば、安い席は4000円くらいからあるそうなのに、こんなところでもヨーロッパや南半球でのラグビー人気の凄さが伝わってくる。
仕方なくその渡仏する友人には、IRBのサイトから買いましょうと送った。
そして木曜午前2時半。東京からメールが。
「一枚あるけど、どう?」
こういう時にだけ頼る関係ではない、コミュニケーションが普段から取れているブレーンからだ。ホント感謝しきり。この時点でそれは、プレミアもんである。
フランス行きのAirチケットが余ってるっていうメールじゃないよな(^_^;)
※今日のヒトコト
【 9月から僕の、ワールドカップ観戦「TV」ツアーが始まる 】
※志賀氏的伝言板
【 しつこく「大介の凄さ」を >>>IRBサイトで!(8/30現在) 】
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