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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日曜は三田まで足を延ばし、今話題のプレミアム・アウトレットを視察。垂水にもアウトレットはあるが経営母体は違い、外資系と日本企業合弁運営ゆえに、NY、ロス、ハワイのそれとも似ていてブランド構成は幅広く受け皿がある。それは年齢層だけでなく、家族で言えば子供、母親、父親のそれぞれが楽しめるようになっていた。所謂フードコートにもこだわった点が見えたし(個人的にうどん「はがくれ」には出店して欲しくなかったが)、トイレにも工夫がある。アウトレット特有の「半端サイズ」は仕方がないが、合うものがあれば確かにお買い得なのだろう。個人的に好きな、HUGO BOSSとTUMI、De'longhiが良かった。

しかし驚かされたのは、連絡通路で隣接する西日本最大というスーパー「ジャスコ」だった。4000台収容の駐車場が満車で待ちが出ていたのも凄いが(ジャスコに停めると無料だということを皆知っているからだろう)、店舗の広さ、同じく飲食店街の充実などアウトレットと引けを取らないものであった。今は地元密着というよりは他府県ナンバーが目立つが、新興住宅地も含め交通至便へと変化が著しい三田地区は、郊外型ベッドタウンとして成功例に「今は」見える。ベッドタウンは和製英語である。英語ではbedroom townというらしく、そういった意味に於いては、安住の地となるかどうかはまだ分からない。

僕の休日は少し昔とは違う。ホテルにいた頃は、人通りが少ない日に休みが多く、それはそれで自由が利いた。しかし、今は店が日曜定休で、昼間の仕事も相まってわざわざ人通りの多い場所に出向くことが増えた。目的(例えばテレビが欲しいから量販店に出向くとか)を持って行かずに、ただ多くの購買層がいる現場を観ることは、マーケティングに於ける数値、シミュレーションとは違う気付きがある。ただ大きな商業施設を造ったというだけでは、消費者は満足しなくなっている。過渡期が繰り返され過ぎて、留まるところを知らないのは少々怖い感まである。

何も運動はしていないのに、月曜日はずっと背中や首が痛くて、春の事故か、はたまた昔の後遺症が出てきたかと自分の身体を疑ったが、それはすぐに答えが出た。そんな日曜の商業施設巡りの最後に、家電量販店でよく見る光景の一つ、「マッサージ機で寝転がる」行為に出たせいだ。僕はマッサージに弱い。揉み返しというヤツだった。タダほど怖いものはない。しかしこれも、消費者の習性実体験だ。

昨今、土地があれば商業複合施設になるケースが多い。差別化は「動線(導線)」「分かりやすさ」「そこならではのもの」だとは思うが、その中で「ならでは」を挙げるのであれば、地元商店主の出店区画も確保すればいいのにと思う。取って付けたような空きスペースの物産展や朝市というものではなく、野菜や果物、土地土地の名産店舗の招致だ。少しばかりのヒントは、生鮮食品売り場とは別の独立精肉店や、魚屋、酒店などが同じフロアにある大手スーパーがやっている手法。

今はクール便や旬ズレもありで年がら年中手に入る食材があっても、僕はその場所でその人が手に取って販売しているものを直接食べたい。そうしないとそこに住む人々、子供達までもがマチを知らなくなってゆく。僕も色々知りたい。

「食」は手っ取り早い影響力がある。
地域によって、もっと工夫があってもいいはずだ。


※今日のヒトコト
【漁協組合や行政など難関はあるが、兵庫県なら海沿いに もっとオープンで大規模な海鮮市場があってもいい  そこでチョイスしてできるBBQスペースもね】

※志賀氏的伝言板
9月のワールドカップ、今こそラグビーJAPANの奮起だ!!


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