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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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水曜日。茹だる暑さとはよく言ったもので、マチには茹で蛸や茹で玉子がたくさん歩いてる。大阪天満でブレーンと将来の展望について話しながら遅めのランチ、そのままJR東西線で北新地へ。ホテルヒルトンで頼りになるチーム面々と再会。また一緒に仕事ができる喜びに安堵した。久しぶりの阪神電車で三宮に戻る。降り立てば、大阪に比べいかにも盆休みの神戸だ。

北野坂を上がる。僕の2.0の視力が、遠くにいる男を映し出す。サモアかフィジーの人かと思ったら、金村先輩だった。来週には10周年を迎えるバーTHIRD ROWの店主である。ラグビー現役時代より身体は大きく(太った?)、髪は伸び放題でカチューシャをしていた。多分先輩は「夏の似合うサーファーやんけ」と言うのだろうが、南国現地の人である。アイパーかニグロかパンチの、肩を叩いただけで「勝負師の肩に触れるな」と鉄拳が飛んできたあの先輩は何処へ行ってしまったのか。来週は10周年ウィークらしい。みんなで盛り上げて、ぜひあの頭をパンチにしてあげよう。「志賀の紹介です」と言って行けば、仁義なき戦いが見られるかも知れない。ウソ、満面の笑みが待っている。 BAR THIRD ROW 078-393-4789

先輩がずっと向こうの北野坂を東に曲がった。ホント、僕は目だけはいい。店でも、カウンターに入ればどの席のドリンクも見渡せるようになっているが、視力が落ちたらそれも意味がなくなってしまう。まぁそうなったら、優しいお客様はお代わりを告げてくれるだろう。僕も同じく店の準備に向かった。

そう言えば16日の木曜日は、大文字五山の送り火である。小学校までは毎年、下鴨にある僕の生家、爺ちゃんの家の屋根に登って見ていた。9月の連休に京都に帰る予定をしている。爺ちゃんの墓参り、婆ちゃんとも会えればいいなと思う。ついでに五山中3つは確実に見える屋根に登って、昼間のそれぞれの山を眺められたらいい。京都は暑いが、ヒートアイランドとは違ってこのマチを感じさせる暑さだ。

しかし沖縄より毎日高い関西の気温に、恐怖すら感じている。群馬では40度を越えたそうだ。驚きである。少々麻痺している昨今だが、20年前には体温より暑い気温を意識したことはなかった。そう言えば、今Jリーグのサッカー選手から依頼を受けているグッズは、エコや変わりゆく地球に対するメッセージをデザインに組み込む予定である。地球をいきなり変えることはできないが、影響力のある人間(スポーツ選手や芸能人)が、こういった想いをカタチにしようとする試みに、僕は幾らでも力を貸したい。マチにそういうモノ達が溢れるなら、素敵なことだ。

デザインというものが、メーカーやスポーツのチームでも軽んじて見られる傾向がまだまだたくさんある。しかしデザインの中にあるメッセージ、ストーリーを思い起こさせる、気付かされることは往々にして、外部の人間が関わる『Design』に起因するものが多い。なぜならデザインとは目論見や企みだからだ。

ソコにないものからカタチにする。
そのチカラは、誰にでもあるもんじゃない。


※今日のヒトコト
【久々に仕事で筆文字を書いた  背筋が伸びるよな

※志賀氏的伝言板
船長!いつ出航します?


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