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6月30日、とても仲良くしてくれている元清水エスパルスの澤登夫妻が、紅茶専門店を静岡に出した。2月17日ノリくんの生田神社の式で再会、そんな話しを聞いていたが、まさかホントにやるとは思わなかった。彼の魅力はずっと静岡清水にいることで、そこに多くの人との繋がりがある。特にプロサッカーの世界なんて、レンタルも完全移籍も日常的で、彼のような選手は一握りである。いやほとんどいない。新しい事業も成功するだろうね、ノボリはきっと。
彼のようにそこにいる、そこに在るって、簡単そうだけどまずできない。
そんな店、片山さん「MY BAR 20周年パーティー」に行ってきた。ポートピアホテルで5年ごとの周年パーティーが行われていて、10周年はバーコーナーを担当させてもらった。40歳で開店、今年還暦のまだまだ現役バーマン。180名ほどのお祝いに駆け付けた人々に囲まれ、変わらぬ姿を見せてくれていた。刺激を受け身の引き締まる想いで、20時過ぎには先に失礼して僕も店に立った。
一つ気付いたことがある。
「そこにいる、そこに在る人」は老いを感じさせない。
もちろん本人の努力もあるだろうが、片山さんは驚くほど変わらなかった。
それは変える必要のないペースと、独特の世界観、居場所(義務ではなく使命感でもない、もっと柔らかいモノ)があり、そして何よりもそこに居続ける「現役」であることに他ならない。ただ酒が好きだから、ましてや他にやることがないからとできる仕事じゃない。そこに在って欲しい店は、そこにいて欲しい人で成立する。
おそらくは、片山さんは20年を目標にしてきた訳ではない。無論、惰性でもない。気が付けばそこまで駆け抜けてきたのだ。そこにいて、訪ねてくる人をもてなすのが、なんとも「自分が」居心地の良い場所だったからだ。
「アンタがいるから来るんやで」
それは、バーでも喫茶店でもホテルでもブティックでもコンビニでも本屋でも車のディーラーでも歯医者でも内科でも…ナンだって、たとえ外見は変わったとしても「その場所を愛す」老いの感じない人がいる間は、変わらず人はやって来る。
書いてる内に、また一つ気付いた。
だから片山さんの店は、「MY BAR」と言うのだな。
※今日のヒトコト
【 自分好きという意味では、「志賀」も相当なものだ 】
※志賀氏的伝言板
【澤登の紅茶専門店 Monmouth Tea(モンマスティー)静岡市葵区紺屋町1-6 】
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