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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日曜午前、苅藻のマリーナへ。数年ぶりにNIKEのAIRMAXブルーが、海に出るこの日に似合いだと引っ張り出す。数日前には曇りのち晴れの予報も快晴で、予定より早く起きてしまう。船に乗るには、飲み物と昼食が必要と連絡があり、ナンだか遠足のオヤツみたいだなんて思いながら、コンビニに立ち寄る。

……AIRMAX、左の靴底が外れた!

瞬間接着剤を買うも、根本的に底と本体の間に入っているウレタンが、洗濯洗剤の様にバラバラしてくっ付かない。以降、長田のパン屋や知り合いの肉屋のすじ肉入りコロッケ、蒸し豚を経由するが、歩く度にボロボロと部材は剥がれ落ち、鶏をおびき寄せる餌の様に道程が分かるほどである。その日解散の夜には両方とも底はそこはかとなくめくれ上がって、見事ご臨終(模様はブログ画像参照)となった。アップシューズの保管には気を付けよう。そうしよう。

それはいいとして、マリーナに遅れて到着。既に出航準備万端、船長の三宮大学教授と副操縦士のFくんに言い訳をしていいわけ?と言われず安心をし、長田港を西へいざ出航。Snooze号はうたた寝もせず、快調に飛ばす。一端、明石海峡大橋の手前、淡路島の先端辺りで釣り竿を垂らし色々教えてもらう。実は小学校以来の釣りである(と言っても、琵琶湖)。潮の速い時間帯にまずは体験フィッシングを楽しみ、ワールドカップの時にベッカムも泊まったウェスティン淡路、灯台かと見間違うでっかい観音様を横目に、洲本を目指す。

洲本初上陸、しかもそれが船である。教授にずっと前から話しに聞いていた旅館海月館が見える。そして、日本の名海水浴場100選である大浜公園をすぐそこに見ながら、これも聞いていた所謂定食屋然とした笹屋食堂へ。教授も定期的にここを訪れ、膜の張ったおでんのダシをかき混ぜ幾つか食すらしい。僕もそれに倣って、色の違いの幅広い、おでんの「古いもの」から選ぶ様にした。都会ではもう見られない、三ツ矢サイダーの細長い250ml缶が冷蔵庫に入ってる。僕が昔いた石垣島や鳥羽・賢島など田舎町にはよくあるものだ。ダシの大層染みた厚揚げやジャガイモは、回転の速い都会の店にはない、懐かしく、守りたい味がした。

その後、同じく客に守られている海月館に珈琲を飲みに行き、おみやげを手にし温泉街を港に向かう。不思議な整体院を見つけ、砂浜で波にさらわれたオモチャを探す地元の少女達(ブログ画像参照)と話し、そしてまたSnooze号のうたた寝を起こす。再び帰る沖で釣り糸を垂らした。収穫は小さなハゼ1匹。リリースして、夕日の落ちようとする淡路を尻目に長田漁港、苅藻マリーナに帰還。

海のルールは、どこか山のそれとも似ていて、見知らぬ人、すれ違う人にも挨拶を当たり前に交わす。近頃書いている、学校の「コンニチハ」のようでもある。確かに、都会ですれ違う人にイチイチ挨拶をしたら変だ。自宅マンションでも大半に同様の傾向はある。しかしルールを守らない人間を自然は許さない。海は過酷で、初めは勿論終わりも肝心で、道なき路を突き進むのだ。守らないといけない。

海もそこであったことも、あの店も。

それもルールの一つの様に、この日の数々を忘れない。


※今日のヒトコト
【過日に書いた、TVチャンピオン優勝者のパン屋にやっと行けた 僕が2回とも定休日でフラレたと思ってたら、 いつも裏口を訪ねてたようだ(^_^;)

※志賀氏的伝言板
30日…詳細よろしく!


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