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どうも、ジョニー・デップと同い年、ハニカミおやじ志賀でございます。
金曜日は夜に掛けて大雨が降った。夕方下校時、まだ低学年の小学生に出会う。女の子二人は、なぜか畳んだ傘を持ったままずぶ濡れになり笑ってた。前歯は生え変わりで抜けている、双子の女子だった。僕も小さな頃、そうやって帰って叱られたものだ。いや、正確には呆れて笑いながら怒られた。その姿は、元気な子供の特権だった。現代にも、そんな子達がいた。少し安心した。
その後、日曜日の塩屋まつりの最後を飾る、リハーサルの模様を見学に行った。それは、家のすぐ近くの塩屋中学で行われていた。そこの吹奏楽部と、自宅の隣人・佐川満男氏(歌手・俳優)の初コラボである。16時から18時までと聞いていたので17時過ぎに向かったが、まぁ見事に解り難い造りの校舎であった。と言うか、かなりの無防備だ。全身黒尽くめの男が、いきなり校舎に入っているのである。まぁそこは、すれ違う中学生全員が「コンニチハ!」と声を掛けてくるので、 先日の日記の様に 安心はした。これで外部からの侵入者は判る。
その練習場所を聞いていなかったので、まずは廊下を歩く女の子3人に聞くと、渡り廊下の向こうの校舎だと教えてくれる。しかし、やはりまず親には見えない男が階段を上がる姿は、時折壁にある大きな鏡に映し出される度にヤバいと思った。職員室を見つけ出てきた女性の先生を呼び止めると、なぜか先生の方が子供よりビビって受け答えする。ブラッド・ピットと同い年のオーラにクラクラ来たのだろう。「少々お待ちください」と言って戻ってきた先生は「いつもの音楽教室の電気がここから見ると消えているので、この校舎の上にある教室か、体育館だと思います」と教えられた。また階段を駆け上がる。
誰もいない階よりも、人の目につくフロアを歩くべきだと思った。急いだが、廊下を走ってはいけないと昔言われたことを思い出すと、男子数十人が何やらトレーニングしている姿を見つけた。そう言えば雨の日は、こうして廊下を使ったものだ。二列でカエルの様に股を割り、力士が摺り足をする様な歩き方をするその端を「ごめんなさい」と言いながらすり抜ける。都度全員が、そんな姿のまま「コンニチハ!」と言ってくる。気の毒な感じがしたが、こちらもこんにちはと応える。
それらを指導している先生がいたので聞くと「音楽室はこの上で、体育館は南側の校舎です」と教えられた。最上階の第二音楽室には誰もいなかった。体育館に行くために、また4階から1階まで階段を下りる。何と不思議な体育館。校舎の2階にあったが、クラブ活動中で吹奏楽部はいなかった。また行き交う女子達に聞くと、なんのことはない。最初に先生が「電気が付いていない音楽教室」と言ったそこにみんながいると言う。あの先生は、キアヌ・リーブスと同い年の僕に、目がキラキラとなり、教室の明かりに気付かなかったのだと思うことにした。
結局、佐川さんと吹奏楽部(45人くらい)の歌は聴けなかったが、演奏はしっかり聴いた。目の前で聴かせてもらったのはラッキーだった。どうやら、コンクールでも賞を取っている優秀なクラブだそうだ。本チャンなはずである。
塩屋まつりのフライヤーをデザインした人という紹介をされて、いつも家から微かに聞こえている音が目の前で聴けて良かったと、挨拶した。先生とも共演者とも違う大人の僕に対し、「ありがとうございました!」と礼をされ、片付けに動き回る彼らとすれ違う度に、「さようなら!」と見送られる。
こんなにも、多くの人と交わしても気持ちがいい。
大人同士なら気付き難い風景が、そこにあった。ありがとう!
※今日のヒトコト
【あきさんから「岡田です!アドレスが変わりました」とメールが来て、知り合いのオカダアキコさんからだと思ってたら、元ワールド… 体重100kg超えの、岡田明久さんだった 】
※志賀氏的伝言板
【三田のカフェ「うわのそら」さんからメールが来た 僕のサイト日記を見て行ってくれた方があるらしく、そのお礼だった また行かせてください! 】
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