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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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木曜で給料日前なのになぜかバタバタバタとして店が終わり、同い年の新喜劇役者みどり色ヤクザを乗せて、帰り道の板宿へ送った。

その後、朝までやってるラーメン屋に行こうと思ったが、意外にみどりヤクザの家は西にあり僕の自宅にも近く、そのままコンビニにでも寄って何か持ち帰ろうと思った。家まで300mのところで、端くれ醍醐の前田さんから携帯が鳴る。

「志賀さんの店にバッグを忘れたという女性が、ビリヤード屋さんを訪ねて来られましたよ」午前3時過ぎ、うぅっ、Uターン。高速を飛ばし三宮へ。しかし残念ながらその新妻(ちょっと淫靡な響き 嫁に来ないかニイヅマケンジ〔新沼謙治〕)のバッグは店にはなく、ナンと携帯も鍵も財布も全てその中にあると言う。おそらくそれは、僕の店を3人で出てからのタクシーじゃないかと、神戸タクシーサービスセンター(忘れ物を取り仕切る!)に電話。午前9時からの営業だということで、女性の知人のマンションまで送った。見つかるといいね新妻。しつこっ。


なぜかその日の朝は神戸駅にいた。木曜午前9時と同時に銀行に行こうと思って、三宮の8時からやってるUCCカフェプラザで待機しようと思ってたら、この日に限って防災点検だそうで9時40分からでぇ〜す(とは書いてなかったが)とあったので、仕方なく初志貫徹、系列店のある神戸駅まで行ったのだ。

飲食にも時代の流れがあって、珈琲業界にも当然それらはある。その中で、神戸に本社を置くUCC(上島珈琲)がまた息を吹き返している印象がある。

そもそも日本初の缶コーヒー(あの甘い今はなき赤と茶色の250gロング缶)を出した会社で、当時は独占市場にあった。周知の通り、昨今は多占と言うか寡占(大手、ジョージア〔コカコーラ〕ジャイブ〔キリン〕ボス〔サントリー〕ワンダ〔アサヒ〕の元々コーヒーに特化していないメーカーの参入)となった缶コーヒー業界に焦りを感じたのかカフェの展開も始めるが、それは後発ゆえのセンスを問われ、マチに多いカフェ(この定義は、昼から酒を、夜中にもコーヒーを出す、インテリアデザイナーやグラフィックを用いる、カフェめしなる言葉も生まれた流行の店)に水を開けられた感があった。コーヒー屋だから仕方がない。誰もが思った。

折しも、空前のシアトル系カフェ(スターバックスやタリーズに代表されるキャッシュオンデリバリー ソファを設けることで、滞在型を狙った)ブームもあり、更に向かい風はあった。しかしここ数年、「直営店舗」のオペレーションに力を入れて、入れたてのサイフォン珈琲、お代わり一杯は無料というサービスに徹底して「そこで飲ませる」ことで固定客を募った。元々コーヒー一筋のメーカーだ。結果、カフェブームとは逆行するかの店舗は徐々に頭角を現し安定する。

相変わらず僕は、たった一つの個人店舗の珈琲(神戸に輸入された豆の歴史を継承している一杯立ての店)が好きだが、ちょっと小馬鹿にしていた「缶コーヒーのメーカー」UCCが、本来の想いを取り戻そうとしているのを観てみたい。

その昔、新たに缶コーヒー参入しようとしていた大手数社は、スタートはUCCからOEM提供してもらっていた事実もあるのだから。


※今日のヒトコト
【本日のオドロキ!:打ち合わせで使ったミスタードーナツでトイレのドアを開けたら、 女子高生が3人出て来た

※志賀氏的伝言板
日曜、出航?


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