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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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昨日は重い日記となったが、日中幾つかの少しばかり面倒な話しに、とりあえずは事なきを得た。拾う神は確かにいる。GW狭間に、夜には雨になった神戸である。

夕方、海に近い国道から三宮に抜けた。旧居留地のオリエンタルホテル跡地が解体工事中である。大阪にいる頃、待ち合わせに指定されて行ったことのあるホテルだったが、今現存するどこのホテルよりも「神戸」を感じた場所だった。震災が幾つかの「神戸」を失わせることとなったが、この場所の再生もストーリーのあるものを望む。紋切り型の物語じゃ、その前後を語り継ぐことができない。

その近くのワインショップに受取りに行き、19時過ぎに店に着く。いつものように一貫目の氷柱が発泡スチロールに入っている。氷屋に予めキューブアイスを注文することもできるが、僕はこの氷をそこに入る液体に応じて割り分ける作業が好きなのだ。勿論多少の細かい「ロス」は出るが、一貫目の氷から取ることのできる、水割り用なら36個(18杯分)、オンザロック用なら16個が割れれば、しっかり夜のスタートが切れる。儀式と言えば大袈裟だが、作業と言えばラフ過ぎる。要するに、当たり前のこと、ないと困ること、身だしなみくらいなものなのだ。

店にはポストがない。ハガキや封書は扉の下から入れてあるし、大きいものは不在配達票を持って受け取りに行けばいい。夜しか居ない不用心さがそうさせているのだが、近頃はその発泡スチロールの中に、氷と一緒に色々入れる配達員が居る。これからの季節、氷が溶けたりなんかしたら問題だが、それはそれで楽ではある。

この日は発泡スチロールの底に、ベースボールマガジン社からの小包があった。>>> 「ラグビー愛好日記〜トークライブ集」 、僕の大学ラグビー同期、村上晃一の編著本である。装幀、青い帯に書いてある言葉から。

『僕は自分が話すより、人の話しを聞くのが好きだ 自分の好きなことをしていないと、人を喜ばすことはできない ラグビー愛好家の人たちを喜ばせたい ラグビーを好きになるかどうか迷っている人、ほんの少しラグビーに関心があるような人には、さらに好きになってもらいたい そんな願いを込めて愛好日記トークライブは始まった…… (まえがきより)』

確かに彼は昔から「聞き上手」だった。話し出すと結構しゃべるヤツだが、自分が自分がと前へ出るタイプではない。物腰の柔らかい風貌も手伝って、こちらに「話しをさせる」、まさにジャーナリスト向きな男なんだと思う。

5月9日の夜、神戸ユニバー競技場である、日本代表とクラシック・オールブラックスの試合会場で僕は彼と再会する予定だ。そしてその夜、少し遅めの開店になる僕の店で、また一緒にラグビーを語るのだろう。

おそらくは、僕はいい調子になってしゃべりまくる。

聞き上手の術中にハマるのだ、きっと。


※今日のヒトコト
5/3バーテンダーズナイト、お時間のある方はどうぞ!!

※志賀氏的伝言板
黄金週間(4/29〜5/6)、5/1〜3日(イベント)開けてます


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