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月曜午前中はホテルにいて、レイトチェックアウト。東急エージェンシー、東北新社、ソニーコンピュータエンターテインメントなどなど、オフィス群を横切って青山一丁目へ。ホテルのすぐ横にあったアストンマーチン赤坂には後ろ髪引かれたが、未だに降りてくる自分を想像できないでいるし、特に今は、車に対して向き合う気持ちが持てない。永遠の憧れは、いつかまたチャンスがやって来ると信じて。
しかし、大江戸線ってのはどこまで地下に潜るのかね。東京には地下都市があるんじゃないかな。多分、縦に切ったら、科学と学習の「アリの巣観察セット」みたいになってるはずだ。地下にも地上にもそびえ立つ東京、そのミッドタウンにやはり行くことにした。駅の人の流れも、ヒルズよりもミッドタウン方面が確実に多い。
とにかくゆっくりとコーヒーを飲みたかった。総合案内ガイドが配布されている。リッツカールトン東京45階のロビーラウンジに向かうが、アフタヌーン仕様のメニューに圧倒される。一人で入るには気が引けたので、他を探すことにした。
全体の構成は、メインショッピングエリアのGALLERIA、カフェやパティスリーなどが並び、開放的な広場を擁するPLAZA、芝生など緑を多く配したGARDENの3つのゾーンがある。スターバックスもあるしセブンイレブンもあるが、全体の調和を考えた外観になっている。平日でも人が多いのは、3/30のオープン以来変わらないらしい。一般に言うB1フードコートに関しては、人が多すぎてよく分からなかったが、複合施設にありがちな統一感のなさを上手くクリアできているのだと思う。リーシングに関しては…それは何とも言えない。確かに笑える部分はある。
知人の店を訪ねる。偶然全て同じ1Fにあった。ファッションは、まず「PUMA-The Black Store」。ニューヨークに次ぐ旗艦店らしい。PUMAのアッパーライン96hourの充実はここならではか。すぐ隣が、「JL BY J.LINDEBERG」日本には南青山と京都烏丸御池にしかないから、今のところ商品構成は変わらない。PUMAgolfにも言えることだが、シルエットがタイトゆえにトレーニングは不可欠だ。神戸元町ナダバンダイニングの山下シェフの東京進出「HAL YAMASHITA 東京」は、実は月曜定休だと連絡を取り合って知っていた。オープンから暫くは無休の飲食店が多い中、神戸の水や食材にこだわるゆえのことだろう。その勇気に敬意を表したい。ただ懸念は、今までのペースや客層が違うことと、彼のいない元町の店のことだ。いらん心配だな。彼なら乗り切るはずだ。
そして知人の関係する最後の店。「RESTIR」は1〜2Fをゆったり使い、とてもインパクトのある場所にあった。神戸、銀座と同じく、人を寄せ付けないエントランスは「そこに目的意識を持った人を取り込む」どこかのバーのようである。表から中は見えないドアを開けると、ちゃんとフロントやコンシェルジュまでいて、副社長が連絡してくれたお陰で、Tシャツ半ズボンビーチサンダルでも入れてくれた。ウソじゃ。（でもゴルフに行きそうな服装だったから違和感あり）
赤外線に手をかざし開くドアの向こうに、カールおじさん（カール・ラガーフェルドのことね）の等身以上の全身パネルがお出迎え。シャネルの独特なディスプレイに、僕は捕われた宇宙人のようにフワフワと付いて行くしかなかった。選ばれたお客様に用意された2つのスイートルーム。その他も変わらず独特な世界観を見せ付けられ、ちょっと昇天しそうだった。丁重に見送られて地下鉄に向かおうとしたら、銀行金庫の扉風に開けられたシャネルロゴマークの窓から、観光客が入れ替わり立ち替わり覗いてた。海遊館でジンベエザメを観る人々のようだった。
他にも安藤忠雄氏のエリアや地下も見て回ったが、時間の関係で2〜4Fは覗けず。興味のあったファーバーカステルやIDEEの展開は次回に。イーストエリアにあるバー（なんと昼から、朝の9時までやってる！！）も観たい。もちろん、「HAL YAMASHITA 東京」にも勇姿を焼き付けに行く。
神戸の空港に降り立ち、偶然同じ便だった大手ITデジタル系N氏の車に乗せてもらった。ポートアイランドの空き地と工場然とした風景、貨物トレーラーの多さが寂しく映る。かと言って、こんな場所にミッドタウンはない。もしあるのだとすれば、そのミッドタウンにもあった緑、『セントラルパーク計画』なんかいい。
ココには海も山もある。作らなくていいものを使わないとはもったいない。
そしてそんなことに、コノ僕を使わないのももったいない。
※今日のヒトコト
【羽田での搭乗手続きゲートにて ブザーが鳴り3度やり直された 最後には「ベルトも取ってください」と言われ、 身ぐるみ剥がされるかと思った（~_~;） 】
※志賀氏的伝言板
【 GWの5/3にバーテンダーズナイトやります！ 】
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