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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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「雨が降っている」

月曜の午後、背中全体を覆う違和感と頸椎から第五腰椎に掛けての鈍痛で、外の様子が分かる。ラグビーの後遺症というものは、男の虚勢に近い「傷」のようなものだが(子供の頃に貼った、顔の絆創膏みたいに)、一般社会に於いては同情こそはされても、そんな天気予想など役に立たない。過日の事故で、それが顕著に現れたのだ。今の僕なら、石原良純よりも当たる。


たまたま、17時少し前にJR普通電車に乗った。以前書いたように、JR西日本では、平日のラッシュ時と、17〜21時までは女性専用車両がある。17時前からそこにいる男性は、どうやってそのことを知るのか気になっていたが、何のことはない。17時少し前に車内アナウンスがある。

「間もなく17時より、○両目は女性専用車両となります……」

あと2分で17時だったので、隣に移ろうとしたが、僕のいる場所は女性専用ではなかった。その車両にいる男性は、慌てふためいて動くのだろうか。連結のドアに行って、開かないようにしてやろうかと思ったが、電車にたまにいる「不思議な人」に思われそうでヤメた。公共交通機関は色々ある。


日曜の日記(昨日の日記)は簡単に書いてしまったが、その日は京都に行き、夜は神戸にいた。昼の三重中部地震の影響で、JRのダイヤが乱れて予定が狂ったが、僕の住んでいた頃にはなかった烏丸の事情も知り得たし、いい買い物もできた。神戸では代表の粋な計らいもあり、神戸港のクルージングと食事を楽しめた。

京都や大阪の中心部(河原町や烏丸、キタやミナミなど)と、神戸三宮・元町と比べると、神戸の利点が見えた気がした。一般に神戸を評して言われている「オシャレだ」「異国情緒が漂う」などの言葉とは違う。神戸、この街並みのいいところは『空が大きく、見通しが利く』ところなんだと思う。

大阪は言わずと知れた大都会であり、京都は碁盤の目がゆえのそびえ立つ建造物が、景観条例はちゃんとしてても空を遮ってくる。神戸に戻りマチを歩き思うのは、空が大きく感じることだ。このことは山や港が近い神戸に於ける、これからのマチづくりの大いなるヒントだと考えた。どう実現するかだが。

神戸は、デザイン都市を宣言した。若きデザイナーやクリエイターに場を提供し発信、輩出することも大切ではある。有名著名な学識者に意見を乞うのも一つの策だ。しかし一方、その『空』を意識する大きな感覚も必要なのだと僕は考える。それは神戸ならではのロケーションにしかできないことであるべきなのだ。

ただ量販店やアミューズメントなどの複合施設を持ってくるなんて寂しい。


※今日のヒトコト
【職場で取り返しのつかない失敗をして、一人やってきた若者に言った  「落ち込む時には、とことん落ち込んだ方がいい でないと、立ち直ったのが判り難いよ」  自分にも言い聞かせていたんだな、きっと】

※志賀氏的伝言板
PUMAのYさん! このPPRの買収はいいはずですよ!!


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