|
|
「雨が降っている」
月曜の午後、背中全体を覆う違和感と頸椎から第五腰椎に掛けての鈍痛で、外の様子が分かる。ラグビーの後遺症というものは、男の虚勢に近い「傷」のようなものだが(子供の頃に貼った、顔の絆創膏みたいに)、一般社会に於いては同情こそはされても、そんな天気予想など役に立たない。過日の事故で、それが顕著に現れたのだ。今の僕なら、石原良純よりも当たる。
たまたま、17時少し前にJR普通電車に乗った。以前書いたように、JR西日本では、平日のラッシュ時と、17〜21時までは女性専用車両がある。17時前からそこにいる男性は、どうやってそのことを知るのか気になっていたが、何のことはない。17時少し前に車内アナウンスがある。
「間もなく17時より、○両目は女性専用車両となります……」
あと2分で17時だったので、隣に移ろうとしたが、僕のいる場所は女性専用ではなかった。その車両にいる男性は、慌てふためいて動くのだろうか。連結のドアに行って、開かないようにしてやろうかと思ったが、電車にたまにいる「不思議な人」に思われそうでヤメた。公共交通機関は色々ある。
日曜の日記(昨日の日記)は簡単に書いてしまったが、その日は京都に行き、夜は神戸にいた。昼の三重中部地震の影響で、JRのダイヤが乱れて予定が狂ったが、僕の住んでいた頃にはなかった烏丸の事情も知り得たし、いい買い物もできた。神戸では代表の粋な計らいもあり、神戸港のクルージングと食事を楽しめた。
京都や大阪の中心部(河原町や烏丸、キタやミナミなど)と、神戸三宮・元町と比べると、神戸の利点が見えた気がした。一般に神戸を評して言われている「オシャレだ」「異国情緒が漂う」などの言葉とは違う。神戸、この街並みのいいところは『空が大きく、見通しが利く』ところなんだと思う。
大阪は言わずと知れた大都会であり、京都は碁盤の目がゆえのそびえ立つ建造物が、景観条例はちゃんとしてても空を遮ってくる。神戸に戻りマチを歩き思うのは、空が大きく感じることだ。このことは山や港が近い神戸に於ける、これからのマチづくりの大いなるヒントだと考えた。どう実現するかだが。
神戸は、デザイン都市を宣言した。若きデザイナーやクリエイターに場を提供し発信、輩出することも大切ではある。有名著名な学識者に意見を乞うのも一つの策だ。しかし一方、その『空』を意識する大きな感覚も必要なのだと僕は考える。それは神戸ならではのロケーションにしかできないことであるべきなのだ。
ただ量販店やアミューズメントなどの複合施設を持ってくるなんて寂しい。
※今日のヒトコト
【職場で取り返しのつかない失敗をして、一人やってきた若者に言った 「落ち込む時には、とことん落ち込んだ方がいい でないと、立ち直ったのが判り難いよ」 自分にも言い聞かせていたんだな、きっと】
※志賀氏的伝言板
【 PUMAのYさん! このPPRの買収はいいはずですよ!! 】
◆この日記に コメント したい方は、神戸加納町 >>> 「BAR志賀」【ブログ版】へ! (HP日記のみ更新・ブログのみの画像もあり!)
◆携帯から見るブログ版! http://bar-shiga.ameblo.jp/
※加納町 志賀とはどんなヤツ?
【>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……】
|