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■ 中毒性日記 2007
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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水曜夕方、雪雲のように暗くなり冷たい雨が降った。塩屋駅から電車に乗ったら、長田を超える頃にはもう明るく晴れ渡っていた。今はこんな些細なことでも嬉しく思える。震災に遭った時にも思っていたが、喉元過ぎればナントカじゃいけない。今を噛み締めるように生きないと。大袈裟だが本当にそう思う。

今の状況で僕が店でやるならまだしも、なぜか二日続けて釣銭を多めに返されそうになった。しかも普通ではまずあり得ないはずの、郵便局窓口とタクシーでである。どちらも少ない金額のことだが、土曜の出来事に対してラッキーをくれたのかななんて思いそうになったが「釣銭多いですよ」とどちらも返した。こんなラッキーなどいらない。だってあの日が全て、アンラッキーだなんて思っていない。

人や車を巻き込まなかった(縁石や電柱、ガードにしか当たらなかった)。シートベルトをしていた。強引な運転の対向車がいたことを証言してくれた方が何人もいた。たまたま通り掛かったラグビー選手から、「あの状況で大丈夫なのか?」と心配のメールがあった。積載車で運び込んだ工場の人の温かさが身に染みた。

そしてこの数日で様々な方からの連絡があった。

アカン時に、声を掛けてくれる人は本当に尊い。

「これは3年間の厄が明ける、厄落としなんやわ」 そう言った人もいた。

急にまた寒さが戻った水曜日。三宮の駅前で、献血のプラカードを見た。
もう何十年も見向きもしなかった献血に向かった。

誰かの力になれる喜びを感じながら、今、僕にある源流を少しばかり再生させたい。飛躍に不可欠な、脈々と流れる血潮となるために。


※今日のヒトコト
献血も厄落としだとしたら、ソレを使う人は気の毒な話だが

※志賀氏的伝言板
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